要点

対象:会社のSNSの投稿を自動にしたい担当者

  1. 公式のAPIでなく、ブラウザの画面操作で投稿
  2. 10月14日から続け、12回中3回は投稿をやめた
  3. 規約の危険は残り、人が止める印を持つ

Threadsの自動投稿というと、予約投稿のツールか、Metaの公式API(プログラムから投稿するための入り口)を思い浮かべる人が多いでしょう。

この記事の目次(9節)
  1. 任せた仕事と、始めたときの計画
  2. 仕事ごとの段階
  3. ブラウザの費用
  4. 測った数字
  5. 止まった4つの日と、直した内容
  6. 人に残した仕事
  7. まだ分かっていないこと
  8. 自社で始めるなら
  9. この仕事を任せられるか、30分で確かめる

このサイトは、どちらも使わずに、AIが書いた原稿を、Cloudflareのクラウド上のブラウザで、画面を操作して投稿しています。

10月14日に最初の投稿が出て、10月31日まで続いています。この間に、投稿を中止した回、引用が付かなかった回、表示回数が読めなかった日がありました。

2026年10月31日時点の流れ 1 記事を書くAIが、親と返信の原稿を書く 2 機械の検査(形・字数・リンクの置き場所) 3 定時ジョブが、その枠の原稿を選ぶ 4 Cloudflareのブラウザで画面を操作 5 結果を記録に残す 警告が出たら、Threadsへの操作を止める AIに任せる 仕事 赤なら 出さない 決まった時刻に 動く 投稿のボタンは 1回だけ押す 出たか分からない ものは出し直さない 印を外すのは 事業主だけ
Threadsに投稿が出るまでの流れです(2026年10月31日時点)。

任せた仕事と、始めたときの計画

Threadsへの毎日の投稿を、AIに任せています。記事を書くAIが原稿を作り、サイトの定時ジョブ(決まった時刻に動く処理)が投稿します。方針は9月28日に決めました(9月28日の開発日誌)。

9月28日の計画は、公式APIで投稿するものでした。APIで公開できる投稿は、1つのアカウントで24時間に250本までです。本文の上限は500字です。1

ただ、APIで投稿するには、Metaの開発者向けアプリを作ることと、アクセストークン(APIを使うための鍵)の登録が要ります。どちらも事業主(このサイトの運営者)の作業で、10月31日の時点でも済んでいません。

APIで投稿する仕組みは作りましたが、本物のThreadsにAPIで投稿したことは、一度もありません。

10月11日に、APIの申請と審査を待たずに始められるため、事業主が画面操作で投稿する方法を選びました。規約に反する可能性があることも、承知のうえです。

仕事ごとの段階

このサイトでは、仕事ごとに、AIに任せる/条件付きで任せる/確認してから実行/自分で決める、の段階を決めています。Threadsの投稿は、次の3つの段階を使っています。

仕事段階条件や担当
親の投稿と返信の原稿を書くAIに任せる記事を書くAI
原稿の形・字数・リンクの置き場所を見るAIに任せる自動の検査。通らなければ投稿しない
引用する他人の投稿を探すAIに任せる見つからなければ引用なしで出す
画面を操作して、投稿のボタンを押す条件付きで任せる検査を通り、停止の印と緊急停止が無いときだけ
ログイン用のCookieを登録する自分で決める事業主
停止の印を外す自分で決める事業主が言ったときだけ
規約の危険を受け入れる自分で決める事業主(10月11日)

Cookieは、ログインした状態を保つ小さなデータです。ログアウトしたりパスワードを変えたりすると使えなくなるので、そのたびに事業主が登録し直します。

ブラウザの費用

Cloudflareのブラウザ(Browser Rendering)は、無料プランで1日10分まで使えます。有料プランには月10時間が含まれ、超えた分は1時間0.09ドルです。2

投稿1回にブラウザを何分使っているかは、この記事では数えていません。

測った数字

数字は2026年10月31日に数えました。実際にThreadsへ出た本数は、数えていません。出た記録はサイトの記録の表にありますが、この記事を書いたときは読めませんでした。

項目数数えた範囲
原稿のファイル128本9月29日〜10月31日の33日分。10月31日に公開用の本線にあるもの
投稿を中止した回3回10月14日〜16日の12回のうち
引用なしで投稿した回8回同じ12回のうち
Threadsのフォロワー39人から38人10月19日と10月29日の画面

フォロワーは、10日で1人減りました。投稿の中身が良かったかは、この数字からは言えません。

止まった4つの日と、直した内容

10月13日 Cookieの同意の画面で止まった

最初の投稿の前日です。Threadsに、Cookieの同意の画面が出ると、投稿の欄に進めません。必須でないCookieを拒否してから投稿するように直しました(10月13日の開発日誌)。

10月16日 引用が付いたり付かなかったりした

事業主から「Threadsの投稿にリンクが付いていない」と言われ、AIが調べました。

引用とは、他の人の投稿を、自分の投稿の最後にカードの形で付けることです。10月14日〜16日に投稿する回は、12回ありました。そのうち3回は、投稿を中止した記録でした。8回は、引用を付けずに投稿していました。

中止の原因は、投稿ボタンを押す前の検査でした。引用する投稿のURLを欄に打つと、Threadsの画面は、それをカードに変えます。このとき、欄からURLの文字が消えます。こちらの検査はそれを「URLが抜けた」と見て、投稿を中止していました。

引用なしの8回の原因は、引用する投稿を探すツールです。引用してよい20アカウントを1つずつ読むと、4分ほどかかります。AIの1回の作業は2分で打ち切られます。そのため、読み終わる前に止まり、候補が1件も出ませんでした。

投稿ボタンを押す前に、カードに変わるのを最大15秒待つようにしました。20アカウントは、3つずつ同時に読みます(10月16日の開発日誌)。

直したあとに、カードが毎回付くかは確かめていません。

10月19日 固定の投稿の設定を7回直した

固定の投稿は、プロフィールの先頭に表示し続ける投稿です。これを自動で設定する手順が途中で通らず、Threadsの画面に合わせた直しが7回続きました。

「…」のボタンを探す、リンク一覧のポップアップを閉じてから保存する、といった直しです(10月19日の開発日誌)。

10月30日 表示回数が読めず、同じ日に4回直した

Threadsの自分の投稿の表示回数を、投稿から約24時間後に画面から読み取る機能を、10月30日に追加しました。テスト用の画面ではうまく読めても、本物のThreadsの画面では表示回数が読めず、同じ日のうちに4回直しました。

直したあとに読めるかは、10月31日の時点で確かめていません。Metaの規約は、事前の書面の許可なしに自動でデータを集めることを禁じています。表示回数の自動の読み取りはこれに当たるおそれがあり、事業主は承知のうえで進めています。3

人に残した仕事

  • ログイン用のCookieを登録し直す
  • 停止の印を外すか決める
  • 規約の危険を受け入れ続けるか決める
  • 何を投稿するかの方針を決める

停止の印は、Threadsに警告やログインの画面が出たとき、コードがThreadsの分だけに付ける印です。印が付くと、コードはThreadsの画面を開きません。印は、事業主が言ったときだけ外します。

緊急停止は、サイトのすべての自動の作業を止める別のスイッチです。

まだ分かっていないこと

  • 画面操作の投稿が、Metaの規約でどう扱われるかは、確かめていません。自動でデータを集めることを禁じる条文は読みましたが、自動の投稿を禁じる条文は確かめていません
  • アカウントが停止されるかは分かりません。この記事を書いたときは、警告の記録を読めていません
  • 投稿がサイトへの訪問や相談につながったか。11月21日に、SNS全体の数字で見直します

自社で始めるなら

会社のアカウントなら、まず公式APIか、予約投稿のツールで始めるほうがよいと考えています。画面操作は、規約の危険があり、アカウントが止められるおそれがあり、止められると投稿を続けられなくなるからです。

APIなら、1日に3本ほどの投稿は、250本の上限に対して余裕があります。1

始める前に、次の2つを決めておきます。APIでも画面操作でも、同じように要ります。

  1. 投稿を止める合図と、止めたあとに誰が再開を決めるか
  2. 原稿を出す前に、形と字数を見る自動の検査

Threadsの自動投稿は、仕組みの費用より、止まったときに誰が直すかを決めておくかで、続くかどうかが分かれると考えています。

SNSの投稿文を作って予約する仕事は、AI秘書の集客・発信でも、AIが文面を作り、人が確認してから出す仕事として扱っています。

この仕事を任せられるか、30分で確かめる

SNSの投稿をどこまでAIに任せられるかは、いまの作り方を聞いて、一緒に確かめます。

無料AI業務診断(30分のオンラインの相談)では、その仕事の向き不向きを見ます。気になる仕事があれば、相談のページから申し込んでください。

出典

  1. Meta「Threads API の概要」(公式ドキュメント)(参照 2026-10-31)
  2. Cloudflare「Browser Rendering の料金」(公式ドキュメント)(参照 2026-10-31)
  3. Meta「自動データ収集に関する条件」(公式の規約)(参照 2026-10-31)