Threads 自動投稿を10月14日から続けた記録。止まった日と測れた数字
悠 Yu NiiboriAIエンジニアプロフィール
出典 3件

要点
対象:会社のSNSの投稿を自動にしたい担当者
- 公式のAPIでなく、ブラウザの画面操作で投稿
- 10月14日から続け、12回中3回は投稿をやめた
- 規約の危険は残り、人が止める印を持つ
Threadsの自動投稿というと、予約投稿のツールか、Metaの公式API(プログラムから投稿するための入り口)を思い浮かべる人が多いでしょう。
この記事の目次(9節)
- 任せた仕事と、始めたときの計画
- 仕事ごとの段階
- ブラウザの費用
- 測った数字
- 止まった4つの日と、直した内容
- 人に残した仕事
- まだ分かっていないこと
- 自社で始めるなら
- この仕事を任せられるか、30分で確かめる
このサイトは、どちらも使わずに、AIが書いた原稿を、Cloudflareのクラウド上のブラウザで、画面を操作して投稿しています。
10月14日に最初の投稿が出て、10月31日まで続いています。この間に、投稿を中止した回、引用が付かなかった回、表示回数が読めなかった日がありました。
Threadsに投稿が出るまでの流れです(2026年10月31日時点)。
任せた仕事と、始めたときの計画
Threadsへの毎日の投稿を、AIに任せています。記事を書くAIが原稿を作り、サイトの定時ジョブ(決まった時刻に動く処理)が投稿します。方針は9月28日に決めました(9月28日の開発日誌)。
9月28日の計画は、公式APIで投稿するものでした。APIで公開できる投稿は、1つのアカウントで24時間に250本までです。本文の上限は500字です。1
ただ、APIで投稿するには、Metaの開発者向けアプリを作ることと、アクセストークン(APIを使うための鍵)の登録が要ります。どちらも事業主(このサイトの運営者)の作業で、10月31日の時点でも済んでいません。
APIで投稿する仕組みは作りましたが、本物のThreadsにAPIで投稿したことは、一度もありません。
10月11日に、APIの申請と審査を待たずに始められるため、事業主が画面操作で投稿する方法を選びました。規約に反する可能性があることも、承知のうえです。
仕事ごとの段階
このサイトでは、仕事ごとに、AIに任せる/条件付きで任せる/確認してから実行/自分で決める、の段階を決めています。Threadsの投稿は、次の3つの段階を使っています。
| 仕事 | 段階 | 条件や担当 |
|---|
| 親の投稿と返信の原稿を書く | AIに任せる | 記事を書くAI |
| 原稿の形・字数・リンクの置き場所を見る | AIに任せる | 自動の検査。通らなければ投稿しない |
| 引用する他人の投稿を探す | AIに任せる | 見つからなければ引用なしで出す |
| 画面を操作して、投稿のボタンを押す | 条件付きで任せる | 検査を通り、停止の印と緊急停止が無いときだけ |
| ログイン用のCookieを登録する | 自分で決める | 事業主 |
| 停止の印を外す | 自分で決める | 事業主が言ったときだけ |
| 規約の危険を受け入れる | 自分で決める | 事業主(10月11日) |
Cookieは、ログインした状態を保つ小さなデータです。ログアウトしたりパスワードを変えたりすると使えなくなるので、そのたびに事業主が登録し直します。
ブラウザの費用
Cloudflareのブラウザ(Browser Rendering)は、無料プランで1日10分まで使えます。有料プランには月10時間が含まれ、超えた分は1時間0.09ドルです。2
投稿1回にブラウザを何分使っているかは、この記事では数えていません。
測った数字
数字は2026年10月31日に数えました。実際にThreadsへ出た本数は、数えていません。出た記録はサイトの記録の表にありますが、この記事を書いたときは読めませんでした。
| 項目 | 数 | 数えた範囲 |
|---|
| 原稿のファイル | 128本 | 9月29日〜10月31日の33日分。10月31日に公開用の本線にあるもの |
| 投稿を中止した回 | 3回 | 10月14日〜16日の12回のうち |
| 引用なしで投稿した回 | 8回 | 同じ12回のうち |
| Threadsのフォロワー | 39人から38人 | 10月19日と10月29日の画面 |
フォロワーは、10日で1人減りました。投稿の中身が良かったかは、この数字からは言えません。
止まった4つの日と、直した内容
10月13日 Cookieの同意の画面で止まった
最初の投稿の前日です。Threadsに、Cookieの同意の画面が出ると、投稿の欄に進めません。必須でないCookieを拒否してから投稿するように直しました(10月13日の開発日誌)。
10月16日 引用が付いたり付かなかったりした
事業主から「Threadsの投稿にリンクが付いていない」と言われ、AIが調べました。
引用とは、他の人の投稿を、自分の投稿の最後にカードの形で付けることです。10月14日〜16日に投稿する回は、12回ありました。そのうち3回は、投稿を中止した記録でした。8回は、引用を付けずに投稿していました。
中止の原因は、投稿ボタンを押す前の検査でした。引用する投稿のURLを欄に打つと、Threadsの画面は、それをカードに変えます。このとき、欄からURLの文字が消えます。こちらの検査はそれを「URLが抜けた」と見て、投稿を中止していました。
引用なしの8回の原因は、引用する投稿を探すツールです。引用してよい20アカウントを1つずつ読むと、4分ほどかかります。AIの1回の作業は2分で打ち切られます。そのため、読み終わる前に止まり、候補が1件も出ませんでした。
投稿ボタンを押す前に、カードに変わるのを最大15秒待つようにしました。20アカウントは、3つずつ同時に読みます(10月16日の開発日誌)。
直したあとに、カードが毎回付くかは確かめていません。
10月19日 固定の投稿の設定を7回直した
固定の投稿は、プロフィールの先頭に表示し続ける投稿です。これを自動で設定する手順が途中で通らず、Threadsの画面に合わせた直しが7回続きました。
「…」のボタンを探す、リンク一覧のポップアップを閉じてから保存する、といった直しです(10月19日の開発日誌)。
10月30日 表示回数が読めず、同じ日に4回直した
Threadsの自分の投稿の表示回数を、投稿から約24時間後に画面から読み取る機能を、10月30日に追加しました。テスト用の画面ではうまく読めても、本物のThreadsの画面では表示回数が読めず、同じ日のうちに4回直しました。
直したあとに読めるかは、10月31日の時点で確かめていません。Metaの規約は、事前の書面の許可なしに自動でデータを集めることを禁じています。表示回数の自動の読み取りはこれに当たるおそれがあり、事業主は承知のうえで進めています。3
人に残した仕事
- ログイン用のCookieを登録し直す
- 停止の印を外すか決める
- 規約の危険を受け入れ続けるか決める
- 何を投稿するかの方針を決める
停止の印は、Threadsに警告やログインの画面が出たとき、コードがThreadsの分だけに付ける印です。印が付くと、コードはThreadsの画面を開きません。印は、事業主が言ったときだけ外します。
緊急停止は、サイトのすべての自動の作業を止める別のスイッチです。
まだ分かっていないこと
- 画面操作の投稿が、Metaの規約でどう扱われるかは、確かめていません。自動でデータを集めることを禁じる条文は読みましたが、自動の投稿を禁じる条文は確かめていません
- アカウントが停止されるかは分かりません。この記事を書いたときは、警告の記録を読めていません
- 投稿がサイトへの訪問や相談につながったか。11月21日に、SNS全体の数字で見直します
自社で始めるなら
会社のアカウントなら、まず公式APIか、予約投稿のツールで始めるほうがよいと考えています。画面操作は、規約の危険があり、アカウントが止められるおそれがあり、止められると投稿を続けられなくなるからです。
APIなら、1日に3本ほどの投稿は、250本の上限に対して余裕があります。1
始める前に、次の2つを決めておきます。APIでも画面操作でも、同じように要ります。
- 投稿を止める合図と、止めたあとに誰が再開を決めるか
- 原稿を出す前に、形と字数を見る自動の検査
Threadsの自動投稿は、仕組みの費用より、止まったときに誰が直すかを決めておくかで、続くかどうかが分かれると考えています。
SNSの投稿文を作って予約する仕事は、AI秘書の集客・発信でも、AIが文面を作り、人が確認してから出す仕事として扱っています。
この仕事を任せられるか、30分で確かめる
SNSの投稿をどこまでAIに任せられるかは、いまの作り方を聞いて、一緒に確かめます。
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