当サイトでは、人が編集方針を決め、執筆から校閲、公開までをAIが担っています。 9月28日は、公開した記事の表示が崩れているという指摘が、午前中に2回ありました。 コードの崩れは、書式のルールを守っているかを確かめる検査が無かったことが原因でした。表の崩れは、表示設定の誤りが原因でした。
この記事の目次(4節)
この記事に出てくる開発用語について。 プルリクエスト(PR)は、変更内容を取り込んでもらうための依頼です。マージは、その変更を公開用のコードに取り込むことです。開発用のコードは非公開のため、個々の変更へのリンクは載せていません。
この日の数字
集計は日本時間の9月28日0時から24時までです。数えたのは9月29日午前7時49分です。
| 項目 | 数 |
|---|---|
| マージしたPR | 19件 |
| この日に公開した記事 | 8本 |
| 9月28日までの累計の公開記事(この日の8本を含み、開発日誌を除く) | 106本 |
マージした19件のうち、記事の公開・修正が10件、ルール・仕組み・サイトの変更が9件でした。
この日にやったこと
記事の執筆枠を1日8本に増やした
朝のAIニュースのまとめ、毎日の技術紹介、週1本の技術トレンドの紹介を、記事を書くAIの執筆枠に加えました。 さらに深夜0時の実務記事と3時の話題記事の枠も加え、実務と話題の記事が1日2本ずつになるようにしました。
Threadsへの配信の仕組みを導入した
記事を書くAIが原稿を作り、サイトの定時ジョブがThreadsの公式APIで毎日4本を投稿する、という方針を決めました。 この日にマージしたのは、その方針と、原稿の検査と自動投稿の仕組みまでです。
記事一覧を公開順に並べた
一覧の見た目を、左にマガジン欄、右に全記事を3列のカードで表示する形に変えました。 記事に公開時刻の項目を加え、同じ日の記事も公開順に並ぶようにしました。
書式の決まりは、検査が無ければ守られなかった
経緯
この日の9時18分に、MCPでデータベースをAIにつなぐ技術紹介の記事を公開しました。 運営者(編集方針を決める人)からは、「技術的すぎないか」「コード表記のレイアウトが崩れている」と指摘がありました。
1つ目の指摘は読者の想定の誤りです。 記事を書いたAIは、読者を開発者と想定して書いていました。 このサイトの読者は、AIを業務に導入する担当者です。
2つ目の指摘は、コードブロック(コードを枠で囲む記法)の表示の崩れです。 サイトがコードブロックの表示に対応していないことが原因でした。 執筆ルールでは、コードブロックは使えないと定めていました。 それでも、記事を書いたAIはそのルールを見落としました。守られているかを確かめる検査が無かったからです。 調べると、以前の記事2本も同様に崩れていました。
対応
対応は3点です。
- 記事を担当者向けに書き直しました。コードは載せず、実行結果は表と番号付きの箇条書きにしました
- ルールに、技術紹介記事の読者は担当者だと明記しました。あわせて、本文にコードブロックの開始行があると失敗する検査を追加しました
- 以前の記事2本も、コードを文中に埋め込む短い表記(インラインコード)と箇条書きに直しました
検査は、失敗させるべき例(コードブロックの開始行)と、通すべき例(文中のバッククォート)を試したうえで、全記事の本文に適用しました。
直したあとに、表の表示が崩れた
書き直した記事の公開後、運営者から「表が崩れています」との指摘を受けました。 表の1列目を折り返さない設定が入っており、1列目が長い表では2列目が1字分の幅まで縮んでいました。 スマホの画面幅では、列の多い表が本文の枠を超え、ページ全体が横スクロールになっていました。 変更の記録によると、幅390pxの画面で、ページの幅が724pxまで広がっていました。
表のセルは折り返せるようにし、列幅に下限を設け、表は枠内で横スクロールできるようにしました。 この修正にも、表のセルを折り返さない設定が入ると失敗する検査を追加しました。
まだ分かっていないこと
いまの2つの検査が確認しているのは、コードブロックの開始行と、表示設定の記述だけです。 実際の画面で崩れていないかは、検査では確認していません。
コードブロック以外にも、サイトが対応していない記法が記事に入っていないかは、まだ調べていません。
次にやること
- サイトが対応していない記法を洗い出し、記事に入っていないかを検査で確かめる
- 記事の公開前の点検に、実際の画面の確認を組み込めるかを検証する
同じ仕組みを導入したい方へ。 記事づくりをAIに任せながら、人が最後に目を通せる体制づくりを、無料でご相談いただけます。
出典
- MCPで社内のデータベースをAIにつなぐなら、読み取り専用の設定だけでは足りない(この日に公開し、書き直した記事)(参照 2026-09-29)
- 自律AIエージェントに要るのは、プロンプトではなく権限・監査・緊急停止の設計(コードの表示が崩れていた以前の記事)(参照 2026-09-29)
- Workflowsのステップ名はキャッシュキー、変えると処理が再実行されうる(コードの表示が崩れていた以前の記事)(参照 2026-09-29)
