要点

対象:Geminiで作った書類を直したい人

  1. スマホのアプリで直せるのはPDFだけ
  2. スライドは.pptxでも書き出せる
  3. 一部のチャットはGoogleの審査役が読むことがある

Geminiで作ったファイルは、2026年10月29日から、チャットの画面のまま直せるようになりました。プレビューを全画面表示にして自分で書き換えるか、直したいところを選んでGeminiに頼みます。12

この記事の目次(7節)
  1. 直せる形式と、直せる画面
  2. ファイルを作って、チャットの中で直す手順
  3. 手元のWordファイルを直せるか
  4. 使える人と管理者の設定
  5. 書類を作らせる前に確かめること
  6. Geminiで下書きするのに向いている書類
  7. 書類づくりをAIに任せられるか確かめる

4月から、Geminiでファイルを作ることはできました。ただ、多くの形式は、ダウンロードするかGoogleドライブにエクスポートしてから、別のアプリで開いて直していました。3

直せる形式と、直せる画面

ウェブ版は、ブラウザで gemini.google.com を開いて使うGeminiです。

形式ウェブ版スマホのアプリ直したあと
PDF○○ドライブに保存
Googleドキュメント○×ドライブに保存
Googleスライド○×Googleスライドで開く。PowerPoint形式(.pptx)かPDFでダウンロード
Googleスプレッドシート○×Googleスプレッドシートで開く
Markdown・テキスト(.txt)○×ドライブに保存

Word形式(.docx)とExcel形式(.xlsx)のファイルも、4月から作れます。34 ただ、10月29日の発表で直せるとされた形式には入っていないので、今までどおりWordやExcelで開いて直します。12

ファイルを作って、チャットの中で直す手順

  1. ブラウザで gemini.google.com を開き、Googleアカウントでログインする
  2. 作りたい書類の中身と、ファイルの形式を書いて頼む。例: 来週の定例会議の資料を、Googleドキュメントで作って。議題は予算・日程・担当
  3. できたファイルのプレビューを開き、全画面表示にする
  4. 直す。自分でキーボードで書き換えるか、直したいところを選んでGeminiに頼む。例: この段落を、取引先に出せる言い方にして
  5. 終わったら、ドライブに保存する。スライドは .pptx でダウンロードもでき、スプレッドシートはGoogleスプレッドシートで開ける

形式の名前を書かずに頼むと、答えをファイルにするかどうかを、Geminiが聞いてくることもあります。5

4月の発表の時点では、依頼ごとに作れるファイルは1つとされています。4 会議の資料と議事録のひな形を両方作るなら、2回に分けて頼んでください。

選んだところについて、質問もできます。「この数字の出どころは?」のように聞くと、Geminiがその場で答えます。1 スライドは、言い回しや構成を整えるようGeminiに頼むこともできます。2

手元のWordファイルを直せるか

Googleは、Geminiがチャットの中で作ったファイルを直す流れを発表しました。12 パソコンに保存してあるWordのファイルを直せるかには、触れていません。

Wordで出す必要が無ければ、最初からGoogleドキュメントで作らせ、チャットの中で直すと、写す手間が省けます。Word形式で出す必要があるときは、今までどおりWordで開いて仕上げてください。

使える人と管理者の設定

個人のGoogleアカウントでも、会社などで契約したGoogle Workspaceのアカウントでも使えます。Workspace Individualを契約している人も使えます。24

日本語でも使えます。Geminiアプリが使える言語なら、どの言語でも使えるとGoogleは発表しています。1

会社のアカウントでも、管理者がこの機能だけを止めることはできません。Geminiアプリを使えるアカウントなら、この機能も使えます。2

書類を作らせる前に確かめること

個人のアカウントでは、「アクティビティの保存」がオンだと、チャットと添付したファイルが保存されます。チャットの一部は、Googleで審査をする人(委託先の人を含む)が読むことがあります。6

審査をする人が読んだチャットは最長3年残り、アクティビティを削除しても消えません。6

取引先の名前や金額の入った見積書は、仮の名前と数字で下書きを作り、最後に自分で入れ替えてください。

仕事用のアカウントでは、データの扱いについて別の規約が適用されることがあります。6 会社の書類に使う前に、どのアカウントで使ってよいかを、社内のパソコンやアカウントを管理している人に聞いておいてください。

Geminiの無料版と有料版でできることの違いは、Geminiにできないことにまとめています。社内の資料をGeminiに読ませる方法は、Geminiのノートブックに社内の資料を入れる前の設定で取り上げました。

Geminiで下書きするのに向いている書類

議事録、社内の手順書、会議の資料のように形が決まっていて、直すところが少ない書類は、Geminiに下書きを作らせてチャットの中で直すやり方が向いていると考えています。

社内で決まったテンプレートでスライドを作るなら、PowerPointのCopilotも使えます。ブランドキットの記事で取り上げました。

当サイトのAI秘書でも、手順書づくりを引き受けています(AI秘書の社内・総務)。

書類づくりをAIに任せられるか確かめる

手順書や会議の資料づくりをAIに任せたいときは、無料AI業務診断で相談できます。オンラインで30分、いまの書類の作り方を聞いて、AIに任せられるところを一緒に確かめます(相談のページ)。

出典

  1. Google 公式ブログ「Edit and preview documents directly in Gemini」(2026年10月29日)(参照 2026-10-30)
  2. Google Workspace Updates「Create, preview, and edit files directly in the Gemini app」(2026年10月29日)(参照 2026-10-30)
  3. Google 公式ブログ「You can now generate files in Gemini」(2026年4月29日)(参照 2026-10-30)
  4. Google Workspace Updates「Move from conversation to creation with file generation in Gemini」(2026年4月27日)(参照 2026-10-30)
  5. Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリを使用する」(参照 2026-10-30)
  6. Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリのプライバシー ハブ」(最終更新日 2026年10月26日)(参照 2026-10-30)
  7. gihyo.jp「Geminiアプリのチャット内でGoogleドキュメントやWord、Excel、PDF、LaTeXなどのファイルが直接生成可能に」(2026年4月30日)(参照 2026-10-30)