要点

対象:Square データで売上を見ている店

  1. 無料で、オーナーとフルアクセス権限のスタッフが使える
  2. POSレジアプリでは使えない
  3. 答えはレポートの数字と見比べる

Square AIは、Squareを使っている店なら無料で付いてくるAIアシスタントです。日本では2026年3月10日に提供が始まりました。2

この記事の目次(5節)
  1. Square AIでできること・できないこと
  2. 料金・使える人・使える場所
  3. Square AIの使い方
  4. スタッフとお客さまの数字で気をつけること
  5. 答えがずれやすい質問と聞き方

Square データの画面で星のアイコンを押し、「先週の現金売上はいくらでしたか?」のように聞くと、答えが文章・表・グラフで返ってきます。商品の値段や設定を変えることはできません。1

Square AIでできること・できないこと

売上・取引・スタッフ・お客さまの数字と、Squareの使い方を聞けます。天気や地域のイベント、周りの店のレビューを、ウェブで調べさせることもできます。1

やりたいこと(聞き方の例)できるか
売上を聞く(「先週の現金売上はいくらでしたか?」)できる
取引を探す(「昨日の取引に払い戻しはありましたか?」)できる
人件費を聞く(「先週の店舗別人件費はどうなっていますか?」)できる
お客さまを調べる(「今年4回以上来店したお客さまは?」)できる
Squareの使い方を聞く(「従業員を無効にするにはどうしたらよいですか?」)できる
天気や地域のイベントを調べる(「来週はもっと暖かくなりますか?」)できる
答えのデータをCSVでダウンロードするできる
商品の値段や設定を変えるできない
お会計に使うSquare POSレジアプリから聞くできない
法律・金融・税務・医療・雇用の助言を求める使ってはいけない(規約で禁止)

聞き方の例は、Squareのヘルプから選びました。当サイトはSquareを使っていないので、実際に質問して確かめてはいません。13

Square AIが答えに使う情報は、Squareのアカウントとヘルプセンター、ウェブで公開されている情報です。1 会計ソフトに入れた経費は、この中に入りません。

経費まで合わせて見たいときは、会計ソフトの側で見ることになります。売上・原価・粗利の月次集計は、当サイトのAI秘書でもお引き受けしています(経営の数字)。

料金・使える人・使える場所

Square AIは無料です。使わなくても、Squareのほかの機能には影響しません。12

いまはオープンベータ版で、Squareの中のすべてのデータについて答えられるわけではありません。1

使えるのは、アカウントオーナーと、フルアクセス権限を持つスタッフです。スタッフの権限は、Square データで設定します。1

ブラウザで開くSquare データと、iPhone・AndroidのSquare データアプリで使えます。インターネットにつながっている必要があります。145

ほかのレジのAI機能と比べたいときは、スマレジのAIレポートの記事も参考になります。

Square AIの使い方

  1. Square データにログインする
  2. パソコンなら画面左下、Square データアプリなら画面下の中央にある星のアイコンを押す
  3. 質問を入力してEnterキーを押す。または、出てきた質問の候補を選ぶ
  4. 答えを見て、「店舗別の内訳を表示してください」のように続けて質問する
  5. あとで見返したいグラフや表は、チャットの右上の「展開」ボタンで大きく表示し、ピンのアイコンを押す

保存したグラフや表は、新しいデータに合わせて自動で更新されます。前の会話は、チャット画面右上にある時計のアイコンから開けます。1

Squareの使い方で困ったときは、AIにサポートチームへの取次ぎを頼めます。1

スタッフとお客さまの数字で気をつけること

採用や雇用条件に関わる決定にSquare AIを使うことは、規約で禁じられています。3

健康や宗教のように、知られると差別につながりうる情報(要配慮個人情報)も、質問に入れてはいけません。3

Squareは、AIの機能を提供するために契約している外部の会社と、データを共有することがあります。データを受け取った外部の会社が、その会社のサービスの改善に使うこともあります。3

共有を止める設定は、規約にもヘルプにも書かれていません。気になるときは、使う前にSquareのサポートに問い合わせてください。

事業でAIを使う店に国の指針が求めることは、AI事業者ガイドラインの7項目にまとめました。

答えがずれやすい質問と聞き方

「先週の売上」とだけ聞くと、純売上高と総売上高のどちらで出すかを、AIが自分で選んで答えることが多くあります。先週をいつからいつまでとするかも、AIが選びます。1

店舗や、店頭・オンラインといった売り場を指定しないと、すべてのデータが含まれます。1

ずれやすい点聞き方
純売上高か総売上高か「純売上高で」と書き足す
どの期間か期間をはっきり書く(「10月6日から12日の」など)
どの店舗か店舗の名前を入れる
名前の書き方が違う商品やスタッフは、Squareに登録したとおりの名前で書く

一度に内訳を見たいときは、「カテゴリ別の売上」のように「〜別」を付けて聞きます。1

AIは間違えることもあると、Squareのヘルプにも書かれています。1 答えが合わないときは、質問を言い換えて、もう一度聞きます。AIがもっともらしい誤りを返す理由は、生成AIの仕組みにまとめました。

レポートと数字が合うと確かめた質問から、閉店後の確認に使い始めるのがよいと考えています。ヘルプ自身が、AIが前提を推測することと、間違えることもあることを認めているためです。

まずはSquare データで星のアイコンを押し、先週の純売上高を聞いて、売上サマリーのレポートの数字と見比べてみてください。

出典

  1. Squareヘルプセンター「Square AIを使って事業に関するインサイトを取得する」(参照 2026-10-15)
  2. Square「Square、無料の対話型AIアシスタント『Square AI』を日本で提供開始」(2026年3月10日)(参照 2026-10-15)
  3. Square「Square AI規約」(最終更新日 2025年4月7日)(参照 2026-10-15)
  4. Impress Watch「Square、事業データを分析するAIアシスタント『Square AI』」(2026年3月10日)(参照 2026-10-15)
  5. コマースピック「Square AIが日本で提供開始、中小企業の19.2%が定期的にAI活用と調査で判明」(2026年3月10日)(参照 2026-10-15)