要点

対象:スマレジでAIレポートを使うか迷っている店

  1. 追加料金なし、対象はプレミアムプラス以上
  2. プレミアムから変えると月3,300円(税込)
  3. AIに渡すのは匿名化した集計データ

スマレジのAIレポートで払う金額は、機能の料金より、いま契約しているプランで決まります。スマレジの発表と料金ページで、日報・週報・月報を作れるプランを確かめました。12

この記事の目次(5節)
  1. AIレポートが使えるプランと、変えたときの負担
  2. AIレポートでできること
  3. 使い方
  4. AIに渡る売上データの範囲
  5. 月3,300円に見合うかを、日報の時間で確かめる

プレミアムプラスは、1店舗あたり月8,800円(税込)です。いまのプランによって、変えたときの負担は違うので、下の表で確かめてください。35

AIレポートが使えるプランと、変えたときの負担

2026年10月14日に料金ページを開いて、プランごとの月額を確かめました。金額は1店舗あたりです。3

いまのプラン月額(税込)AIレポート変更で増える負担
スタンダード0円使えない月8,800円
プレミアム5,500円使えない月3,300円
プレミアムプラス8,800円使えるなし
フードビジネス15,400円使えるなし
リテールビジネス15,400円使えるなし

フードビジネスは飲食店向け、リテールビジネスは小売店向けのプランです。35

プレミアムプラスへの変更は、年にすると105,600円(スタンダードから)か39,600円(プレミアムから)です。5

ほかのツールで、追加料金と使える条件を確かめた記事に、サイボウズ Office のAIラボがあります。

無料プランの範囲を確かめた記事は、LINE WORKSのAiNoteです。

業種の話は、飲食店のAI活用と小売店のAIカメラにあります。

AIレポートでできること

日次締め(1日の売上を締める処理)の画面から、その日の売上や顧客数、時間帯別の傾向を反映したレポートが自動で作られます。グラフも一緒に確認できます。1

2025年8月のβ版は日報だけでした。12月の正式版で、週報と月報にも対応しました。12

選べる設定は3つです。

設定選べるもの
売上の種類総売上/純売上/純売上(税抜)
内容のレベル概要/基本/標準/詳細/専門家
レポートに入れる項目(13項目)売上、部門別売上、時間帯別売上、同曜売上、顧客単価、顧客数、会計数、会計あたりの購買点数、会計あたりの商品単価、担当者別、商品別売上、グループコード別売上、ABC分析

β版を使った店から「AIに上手く指示ができない」という声が寄せられ、正式版ではAIへの指示を設定しやすくしたとスマレジは説明しています。1

再作成は1日3回までです。17

使い方

  1. プレミアムプラス以上のプランに変更する
  2. サイドメニューの「AIレポート」を開くか、日次締め画面の新しいボタンを押す1
  3. 「設定 > 日次処理・売上分析設定 > AIレポート設定」で、売上の種類・内容のレベル・入れる項目を選ぶ2
  4. 出てきたレポートを読み、直したい点があれば再作成する(1日3回まで)1

機能は管理画面の更新で加わったので、更新を受け取るための操作は要りません。2

スマレジのヘルプは確認できていません。画面の名前が違って見えたら、ヘルプで確かめてください。契約が要るため、実際に出る日報の文面とグラフは試していません。

AIに渡る売上データの範囲

スマレジは、匿名化して個人情報を含まない集計データを、GoogleとOpenAIのAIに渡してレポートを作ると説明しています。4

AIが参照するのは売上の集計データで、ほかのデータは今後の拡張を検討中とされています。渡したデータは学習に使いません。出力の誤りがないことは保証せず、最終判断は利用者がします。4

GoogleとOpenAIの公開規約は、次のとおりです。スマレジがどの契約で使っているかは公表されていません。

会社規約に書かれていること
OpenAI(API)2023年3月1日以降、送ったデータは、利用者が共有を選ばない限り、OpenAIのモデルの学習にも改善にも使わない。不正利用の監視ログは、初期設定で最長30日保存される8
Google(Gemini API)有料サービスでは、回答を製品の改善に使わず、安全のために一定期間記録する。無料サービスでは、送った内容を機械学習の改良に使い、人が確認することもある9

商品名やメモの欄に個人名を入れている店は、プランを変える前に、集計に混ざらないかをスマレジに問い合わせてください。

売上をほかのデータと合わせて月次の報告にしたい店には、当サイトのAI秘書でも、月ごとの集計と報告を引き受けています(経営の数字)。

月3,300円に見合うかを、日報の時間で確かめる

AIレポートのためにプランを変えるなら、増える負担と、日報や月報に使っている時間を比べます。AIレポートだけで元を取れるかを考えるより、自分の店の日報の時間で決めるほうが確かだと考えています。

  1. 日報を書く日数(月)を数える
  2. 日報1回にかかる分数を測る
  3. AIレポートを読んで直すのにかかる分数を見積もる
  4. 日報の分数からレポートの確認の分数を引き、日数と時給をかけて、増える負担と比べる

たとえば、次の数字なら、浮く金額は増える負担とほぼ同じです。この数字は計算の例で、測った値ではありません。

項目例
日報を書く日数月25日
日報1回の分数10分(レポートを読んで直すと3分)
月の節約175分
時給1,200円で計算3,500円

プレミアムプラスには、AIレポートのほかに、顧客管理10万件・ポイント管理・電話サポートが付きます。これらも使う店は、元を取りやすくなります。35

プレミアムの店は、日報の時間を1週間分測って、月3,300円と見比べてください。

出典

  1. スマレジ「【スマレジ×AI】AIレポート機能の正式版をリリース」(2025年12月23日)(参照 2026-10-14)
  2. スマレジ「日次処理に『AIレポート』機能が追加されました(スマレジ管理画面・POS ver.4.61.0)」(2025年12月17日)(参照 2026-10-14)
  3. スマレジ「スマレジの料金プラン・オプション価格」(参照 2026-10-14)
  4. スマレジ「AI搭載レジならスマレジ|POS×AIでデータ経営を加速」(AIガバナンスの節)(参照 2026-10-14)
  5. クラフジ「スマレジのプレミアムプランとは?月額5,500円の機能・スタンダードとの違い・向いている店舗」(更新2026年10月9日)(参照 2026-10-14)
  6. プリズマジャーナル「スマレジの導入にかかる費用は? プランや無料でできることについて解説」(2025年2月13日)(参照 2026-10-14)
  7. コマースピック「スマレジ、生成AIレポート自動作成機能の正式版をリリース 日報・週報・月報に対応」(2025年12月24日)(参照 2026-10-14)
  8. OpenAI「Data controls in the OpenAI platform」(参照 2026-10-14)
  9. Google「Gemini API 追加利用規約」(2026年3月23日より有効)(参照 2026-10-14)