要点

対象:作業中に知らない番号から着信がある人

  1. iPhoneは設定で「通話の理由を尋ねる」を選ぶ
  2. Pixelは日本では着信時に手動で押す
  3. 取引先の番号は連絡先に入れておく

作業中に知らない番号から着信があると、手を止めて電話に出てみないと、営業か大事な連絡か分かりません。

この記事の目次(6節)
  1. iPhoneとPixelの違い
  2. iPhoneで使う手順
  3. Pixelで使う手順
  4. 仕事で使うときの注意
  5. スマホ標準の機能でできないこと
  6. 電話の受け方を、30分で整理する

iPhoneとPixelには、連絡先にない番号からの電話に、出る前にスマホが応答して、名前と用件を聞く機能があります。お店向けのAI電話サービスを入れなくても、手元のスマホの設定で試せます。

iPhoneとPixelの違い

iPhoneでは「着信スクリーニング」、Pixelでは「通話スクリーニング」と呼びます。日本での使い方は次の表のとおりです。12

iPhonePixel
日本での使い方設定で選ぶと、自動で応答する着信したときに「スクリーニング」を押す
設定の場所「設定」→「アプリ」→「電話」電話アプリの「設定」→「通話スクリーニング」
対象にならない番号連絡先に保存した番号連絡先に保存した番号

Pixelの自動スクリーニングは、2026年10月31日時点では、オーストラリア・カナダ・アイルランド・英国・米国だけです。日本は手動のみです。2

手動のスクリーニングは、日本のSIMカードを入れたPixelで使えます。2

iPhoneで使う手順

  1. 「設定」を開き、「アプリ」→「電話」をタップします。
  2. 「通話の理由を尋ねる」を選びます。
  3. 連絡先にない番号から着信すると、着信音が鳴る前にSiriが名前と用件を聞きます。3
  4. 相手が答えると着信音が鳴り、答えた内容が分かります。それを見て、出るかどうかを決めます。1

「通話の理由を尋ねる」のほかに、「しない」と「消音」を選べます。「消音」を選ぶと、連絡先にない番号からの電話は留守番電話に送られ、履歴に残ります。1

「消音」だと大事な電話に気づきにくいので、仕事で使うなら「通話の理由を尋ねる」が無難だと考えています。

iPhone Maniaは、iOS 26の公開前のベータ版でこの機能を試し、日本語に対応していて、相手の発言が文字になって画面に出ると伝えています。正式版では変わる可能性があるとも書いています。3

同じ記事は、「消音」の設定では着信の通知が出ず、重要な電話を見逃しやすいとも指摘しています。3

Pixelで使う手順

  1. 着信したら、画面の「スクリーニング」を押します。
  2. 通話アシスト(Pixelの応答役)が電話に応答し、名前と用件を聞きます。
  3. 相手の発言が、リアルタイムで文字になって画面に出ます。
  4. 内容を見て、おすすめの返事を選ぶか、電話に出るか、切ります。2

おすすめの返事は4つあります。「急ぎの用件か確認」「スパムとして報告」「かけ直す」「聞き取れない」です。「かけ直す」を選ぶと、通話アシストが「ただいま電話に出られませんので、後ほどかけ直します」と伝えます。2

「AIによる応答」をオンにすると、相手の返事に合わせた応答の候補が出ます。応答は不正確なことがあります。2

文字起こしはスマホに保存されます。録音も残したいときは、「通話スクリーニングの音声を保存」をオンにします。2

連絡先にない番号から着信したとき 01 連絡先にない番号から着信する 連絡先に保存した番号には、スクリーニングしない 02 スマホが応答する 名前と用件を聞く iPhoneは設定で自動。Pixelは日本では「スクリーニング」を押す 03 相手の言葉が画面に出る 04 内容を見て、出るか切るか決める Pixelは、おすすめの返事も選べる
連絡先にない番号から着信したときの流れ。スマホが名前と用件を聞き、その内容を見てから、出るか切るかを選ぶ。

仕事で使うときの注意

どちらも、連絡先に保存した番号は対象になりません。取引先や業者の番号は、連絡先に入れておけば、いつもどおり着信音が鳴ります。12

Pixelでは、次の点にも気をつけます。2

  • すべての迷惑電話を見分けられるわけではない
  • 相手の言葉を、完全に文字にできるとは限らない
  • 通話録音アプリや画面録画アプリには対応していない(使っているなら、オフにしておく)
  • スクリーニングしている間は、動画や音楽が止まることがある

文字起こしや録音を残すときの注意は、AI電話のメリットとデメリットの記事で書いています。

スマホ標準の機能でできないこと

スマホ標準の機能は、出る前に名前と用件を知らせるだけです。電話に出ない人の代わりに、用件を聞いて記録に残し続ける仕組みではありません。

作業中で出られなくても、用件を記録して、あとで人が折り返せるようにしたいときは、会社の電話にかかってきた電話をAIが受けるサービスが向きます。使うなら、人が出る電話を先に決めておきます。

電話の最初の応対を人に引き継ぐ例は、歯科医院のAI電話の記事で読めます。大きな銀行の例は、三井住友銀行のAIオペレーターの記事にあります。

当サイトのAI秘書も、電話の最初の応対を引き受けています。対応する範囲は、顧客対応のAI秘書で紹介しています。

電話の受け方を、30分で整理する

どの電話はスマホの機能で足り、どこからAIに任せるか迷ったら、無料AI業務診断(30分の無料相談)で一緒に整理できます。相談のページから申し込めます。

出典

  1. Apple「iPhoneで通話をスクリーニングする/着信拒否する」(iPhoneユーザガイド)(参照 2026-10-31)
  2. Google 電話アプリ ヘルプ「通話を応答前にスクリーニングする」(参照 2026-10-31)
  3. iPhone Mania「iOS 26の新機能『着信スクリーニング』を試す」(2025年8月6日・パブリックベータでの検証)(参照 2026-10-31)