要点

対象:iPhoneで日本語のSiri AIを試したい人

  1. 機種の一覧はAppleの発表に無い
  2. 1日の回数制限の数は示されていない
  3. 枠の拡大は今後、有料の予定

AppleのSiri AIが、日本語を含む5つの言語に新しく対応しました。英語と合わせて、6つの言語で使えます。1

この記事の目次(5節)
  1. 使うための条件
  2. 1日の使用回数に上限、回数は示されていない
  3. 日本語のSiri AIに頼めること
  4. 個人データの扱い
  5. 仕事で使う前に確かめること

Appleの10月26日付の発表によると、iPhoneをiOS 27.2に更新し、Apple Intelligenceをオンにして、端末とSiriの言語を対応言語に設定する必要があります。1

Siri AIはベータ版で、1日の使用回数に上限があります。EUでは現在、iPhoneなどで使えません。13歳未満も使えません。1

使うための条件

項目条件
更新するOSiOS 27.2、iPadOS 27.2、macOS 27.2、watchOS 27.2、visionOS 27.2
機種Apple Intelligenceを有効にできる機種
言語端末とSiriの言語を、対応する言語にする
提供状況ベータ版
使えない人EUのiPhone・iPad・Apple Watch(現在)、13歳未満

使える言語は、日本語・フランス語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・英語です。1

Appleの発表に、対応機種の一覧はありません。iPhone Maniaは発表前の10月18日の記事で、iPhone 15 Pro以降が対象と伝えていました。自分の機種で使えるかは、Appleの公式サイトで確かめてください。3

1日の使用回数に上限、回数は示されていない

Siri AIは、端末の外にあるAppleのサーバー側のAIを使う機能の1つです。この種の機能には、1日の使用回数に上限があります。12

上限の回数は、機能や依頼の複雑さ、システムの需要などで変わる場合があります。回数は、Appleのサポートページに書かれていません。2

上限に達した機能は、「タイムアウト期間」が終わると、また使えるようになります。その期間の長さも、書かれていません。2

上限を広げた使い方は、今後、有料で提供される予定です。料金は書かれていません。12

日本語のSiri AIに頼めること

場面Appleが挙げている例
メッセージ・メール・写真から探す友人が提案した週末の予定をメッセージから見つけ、食材のリストのうち自分の担当分をリマインダーに追加する
アプリを動かすWhatsAppでメッセージを送る、Yahoo!乗換案内で次のミーティング場所への経路を案内してもらう
画面に出ているものについて聞く結婚式のウェブサイトを見ながら、週末のイベントを場所とともにカレンダーに追加するよう頼む
ウェブの情報をもとに答えるサッカーの試合のスコア、休暇の計画の相談、初めて訪れた街で地元で一番のカフェ探し。答えのあとに続けて質問できる
文章を書く・直すメールやメッセージを書くとき、相手に合わせた句読点やトーンを反映する

入力した文章は、多くの他社製アプリを含む端末全体で、自動で校正されます。1

カメラに映したものについて質問できる「ビジュアルインテリジェンス」も使えます。iPhoneではカメラアプリのSiriモードから、iPadではスクリーンショットから使います。1

呼び出し方

iPhoneでは、「Hey Siri」と話しかけるか、サイドボタンを押すか、Dynamic Island(画面上部の黒い楕円の部分)から下にスワイプします。1

個人データの扱い

Siri AIは、端末内の処理と、Appleのプライベートクラウドコンピューティングを使い分けます。1

プライベートクラウドコンピューティングで処理するあいだ、利用者の個人データは、Appleを含めて誰にも保存もアクセスもされない、とAppleは説明しています。外部の専門家が継続的に検証できる、ともしています。1

仕事で使う前に確かめること

iPhone Maniaは発表前の記事で、日本語の会話が英語版と同じ精度で成り立つかは、使うまで判断できないとしていました。3

ベータ版なので、まず個人の端末で、顧客の情報が入らない用途から試すのがよいと考えます。

会社の端末で使うなら、顧客情報を扱う業務で使ってよいかを、先に社内で決めておいてください。Appleの説明は、個人データの保存とアクセスに限られます。社内のルールの代わりにはなりません。1

自分のiPhoneで試すなら、設定アプリの「一般」から「ソフトウェアアップデート」を開き、iOS 27.2が配信されているかを確かめます。そのあと、Apple Intelligenceをオンにして、端末とSiriの言語を日本語にします。

社員が使う生成AIに個人情報を入れたときの対応は、別の記事にまとめています。メールの返信の下書きをAIに頼む話は、Gmailの記事にあります。

日本で始まったAIの連携の例は、マネーフォワード MEの記事で取り上げました。

出典

  1. Apple Newsroom「Siri AI、日本語で提供開始」(2026年10月26日)(参照 2026-10-27)
  2. Apple サポート「Apple Intelligenceの使用制限について」(2026年9月10日)(参照 2026-10-27)
  3. iPhone Mania「iOS27.2はいつ配信?Siri AI日本語対応など新機能と対応機種」(2026年10月18日)(参照 2026-10-27)