要点

対象:MEのデータをMuseに読ませたい人

  1. 読まれるのは入出金と資産・負債
  2. MEのアプリ版からは解除できない
  3. Museは初期設定で学習に使う

マネーフォワード MEのデータをMuseに読ませて「今月の支出を前月と比較して」と頼むと、家計の変化を確かめられます。2 連携の解除は、MEのアプリ版ではできません。MEのWeb版か、Museの設定で行います。14

この記事の目次(8節)
  1. Museにつなぐとできること
  2. つなぐ手順
  3. Museが読むデータと、読まないデータ・できないこと
  4. 学習に使われるかは、Museの設定しだい
  5. 連携を解除する
  6. 事業用の口座も登録しているとき
  7. ChatGPTでも使えます
  8. 名前が似た製品

Museは、Metaが10月23日に日本で提供を始めたAIです。iPhoneとAndroidのアプリ、muse.aiで使えます。MEとの連携は、その翌日の10月24日からです。62

Museにつなぐとできること

Museは、利用者の目標を聞いて計画を立て、メールの送信のような作業を進めるAIです。6 ほかのアプリやサービスとつなぐ仕組みを、Metaは「コネクター」と呼んでいます。4

MEをつなぐと、MEに登録した家計や資産の情報をもとに、家計の分析や資産の把握、将来のライフプランなどを相談できます。2

マネーフォワードが挙げる質問の例は、次の5つです。2

  • 今月の収支を教えて
  • 今月の支出を前月と比較して
  • 固定費やサブスクリプションの月額を教えて
  • 資産が増えた理由を確認したい
  • 資産に偏りがないか確認して

貯蓄の計画づくりや、更新前の見直しの予定をカレンダーに入れる使い方は、Museにメールやカレンダーもつないでいる場合の例です。7

つなぐ手順

対象は、MEのアカウントを持つ人で、Museのアカウントも要ります。マネーフォワードの案内には、使えるプランの条件が書かれていません。2

  1. Museのメニューから、設定(歯車のマーク)を開く
  2. 「コネクター」の画面で、「マネーフォワード ME」を探す
  3. 共有するデータの種類とアクセスの範囲を読んで、リンクする
  4. MEのアカウントでログインして、連携する
  5. Museのチャットで質問する

くわしい手順は、MEのサポートページにあります。1 Museのチャットから接続することもできます。47

連携の途中の画面で、Museにできることを確かめられます。つないだあとも、MEの「連携アプリ一覧」で確かめられます。3

Museが読むデータと、読まないデータ・できないこと

項目マネーフォワードの説明
読むもの入出金と、資産・負債のデータ37
読まないもの銀行・カード・証券などの認証情報(IDやパスワードなど)、プロフィール情報など3
読むタイミングMuseとの会話の中。会話と関係なく、MEがデータを提供し続ける仕組みではない3
Museからできない操作口座の更新や、金融機関との連携、明細の編集。Museがデータを更新することもない23
お金の動き金融商品の売買、出金・振込はできない7

Museの答えは、マネーフォワードの公式見解ではありません。3 お金の判断は、自分で確かめてからにしてください。3

学習に使われるかは、Museの設定しだい

Museに読ませたMEのデータや会話の履歴が学習に使われるかは、Museの設定で変わります。3

Museの初期設定では、Museとのやり取りがMetaのAIの開発や改善に使われます。設定の「データコントロール」でオフにすると、使われなくなります。5

なお、Museとの会話は、Metaの広告のシステムと共有されません。5

連携を解除する

MEの側から解除する

解除はWeb版で行います。アプリ版では解除できません。1

  1. Museと連携しているMEのアカウントで、Web版にログインする
  2. 「連携アプリ一覧」の画面(moneyforward.com/me_connect_api/authorized_applications)を開く
  3. Museの連携を解除する

Museの側から解除する

Museの「設定」の「コネクター」で、いつでも切断できます。切断すると、MuseとMEの間で、データのやり取りが止まります。4

ただし、切断する前にMuseが使った情報は、Museが覚えた内容(メモリー)や会話の記録に残ることがあります。残したくない情報は、Museに「忘れて」と頼めます。4

事業用の口座も登録しているとき

MEに事業用の口座やカードも登録している場合、サポートの案内は事業用かどうかを分けていません。3 登録した口座の入出金は、Museが読むデータに入ると考えておくのが安全です。

口座ごとにMuseに見せるかどうかを選べるのかは、MEのサポートページに書かれていません。

選べないなら、事業用の口座を登録しているうちはつなぐのを見送るか、その口座をMEから外してからつなぐかを決めることになると考えています。

ChatGPTでも使えます

MEは、ChatGPTのアプリ機能にも対応しています。8 手順はMuseとは別です。

名前が似た製品

Metaには、別の製品としてMuse Spark Openがあります。AIの重みを公開したもので、MuseアプリとMEの連携とは関係ありません。

会計ソフトをAIにつなぐときの設定は、freeeをChatGPTやClaudeにつなぐ前の設定にまとめました。

個人の情報をAIに入れてしまったときは、生成AIに個人情報を入力してしまったときが参考になります。AIを仕事で使うときの点検には、IPAの5つの対策も参考になります。

まず、MEに登録した口座に事業用のものがないかを見て、Museの「データコントロール」で学習の設定を確かめてください。

出典

  1. マネーフォワード MEサポートサイト「[Muse]との連携手順、連携の解除手順」(参照 2026-10-26)
  2. マネーフォワード MEサポートサイト「[Muse]で利用できるコネクターの提供開始のお知らせ」(2026年10月24日公開)(参照 2026-10-26)
  3. マネーフォワード MEサポートサイト「AIサービスとの連携機能をご利用いただくにあたっての注意事項」(参照 2026-10-26)
  4. Metaヘルプセンター「Museとコネクターの連携」(参照 2026-10-26)
  5. Metaヘルプセンター「Museによるプライバシー、安全性、セキュリティの扱い」(参照 2026-10-26)
  6. Meta「Meta、パーソナルAIエージェント『Muse』を日本で提供開始」(2026年10月23日)(参照 2026-10-26)
  7. マネーフォワード「『マネーフォワード ME』、MetaのパーソナルAIエージェント『Muse』と連携開始」(PR TIMES・2026年10月26日)(参照 2026-10-26)
  8. Impress Watch「マネーフォワードME、『Meta Muse』に対応」(2026年10月26日)(参照 2026-10-26)