要点

対象:電話予約をAIに任せたい飲食店

  1. 超えた分は1コール60円(税別)
  2. 着信拒否した電話も1コールに数える
  3. 月契約でも3か月は解約できない

LINE AI予約は、AIが店の代わりに予約の電話を受けるサービスです。料金は、いちばん安いプランで月1万円(税別)です。プランは3つあり、初期費用は0円で、使い始めた月は無料です。27

この記事の目次(9節)
  1. 3つのプランと、1コールあたりの単価
  2. 申し込みに要るもの
  3. 申し込みから使い始めるまでの手順
  4. AIが受ける電話・店に転送する電話・断る電話
  5. 最低利用期間と解約の決まり
  6. 録音とお客様の電話番号の扱い
  7. トレタのAI電話(予約番・AIるすでん)との関係
  8. トレタ予約台帳を使っていない店が、予約の電話をAIに任せる方法
  9. 予約の電話を任せられるか、無料AI業務診断で確かめる

使うには、トレタ予約台帳との連携が必要です。AIは台帳で空席を調べ、空きがあれば電話を受けたその場で予約を確定します。12

無料の月が終わると、月契約でも3か月は解約できません。申し込む前に、店にかかってくる電話の本数を数えてから、プランを選んでください。7

3つのプランと、1コールあたりの単価

LINEヤフーは、2026年10月22日にLINE AI予約の提供を正式に始めました。1 プランの違いは、月の基本料金に含まれる電話の本数です。電話1本を「1コール」と数えます。7

プラン月契約(税別)年契約の月あたり(税別)基本料金に含まれる本数1コールあたりの単価(目安)
Lite1万円8,334円260コール約38円
Standard1万7,500円1万4,583円520コール約34円
Business2万5,000円2万834円1,000コール25円

右端の列は、当サイトが月契約の基本料金を含まれる本数で割って出した額です。含まれる本数を超えると、どのプランも1コール60円(税別)が足されます。7

予約したお客様に届く確認のSMSは、1通8円(税別)です。年契約も支払いは毎月で、料金は後払いです。27

電話が多い月は、上のプランの方が得

Liteは、含まれる本数を超えると1コールごとに60円が足されます。月契約では、385コールでStandardの基本料金と同じ額になります。

そのため、Liteで385コールを超える月はStandardの方が安くなります。同じ計算で、Standardで645コールを超える月はBusinessの方が安くなります。

着信拒否の電話も、1コールに数える

料金表によると、原則として着信1回が1コールです。通話の長さは関係なく、店に転送した電話は、AIと話した分と店と話した分を合わせて1コールです。7

着信拒否に登録した番号からの電話や、途中で切れた電話も数えます。通話が始まる前に切れた電話は数えません。7 営業電話の多い店は、そのぶんコール数が増えると見込んでおいてください。

申し込みに要るもの

始めるのに要るものは、次の4つです。工事や専用の機械は要りません。23

要るもの中身
トレタ予約台帳連携が必要。まだ使っていない店は、トレタ予約台帳とまとめて入れる相談ができる
いまの電話番号AIが店に電話を転送するときの行き先として登録する
ネットの環境初期設定はネットで終わる
ビジネスIDLINEヤフーが発行するID

トレタは料金ページに台帳の額を載せていません。問い合わせて見積もりをもらいます。6

利用規約によると、トレタの台帳の契約か、LINEヤフーの「Yahoo!リザベーションマネージャー」の契約が必要です。LINE AI予約を使うあいだは、その契約を続けます。3

公式サイトの案内はトレタ予約台帳だけなので、Yahoo!リザベーションマネージャーを使う店は申し込む前に問い合わせてください。

発行された050番号を、店のサイトやグルメサイトに載せる

初期設定が終わると、AIが受ける専用の050番号が発行されます。お客様からの電話をAIに受けさせるには、この050番号を店の公式サイトやグルメサイトに載せます。2

名刺やチラシに載せている、いまの番号をどうするかは、LINE AI予約の公式サイトに説明がありません。申し込む前に聞いておいてください。

申し込みから使い始めるまでの手順

申し込みは、公式サイトの「初月無料で試す」から始めます。2

SIGN-UP TO START 01 02 03 04 申し込む 審査 初期設定 使い始める 「初月無料で試す」 から入力(店) LINEヤフーが行う ふつう1〜2営業日 トレタ予約台帳と つなぐ(店) 設定が終わった日から 050番号を載せる 初月は無料 月契約: 最低3か月 年契約: 最低1年(1年ごとに自動で更新) この期間は解約できない LINE AI
申し込みの手順と最低利用期間です。最低利用期間は、無料の月の次の月の1日から数えます。
  1. 店のスタッフが「初月無料で試す」を押し、必要事項を入力する
  2. LINEヤフーが審査する(ふつうは1〜2営業日)
  3. スタッフが、案内に沿って初期設定をし、トレタ予約台帳とつなぐ
  4. 設定が終わった日から使い始める

使い始めた月は、月の途中からでも、その月の末日まで無料です。月末に始めると無料の日が短くなります。7

AIが受ける電話・店に転送する電話・断る電話

電話の種類ごとに、LINE AI予約がすることは次のとおりです。13

かかってくる電話LINE AI予約がすること
空席のある日時の予約日時と人数を聞き、その場で予約を確定して台帳に入れる
満席の日時の予約予約できる別の時間を案内する
予約の変更・キャンセル受け付ける。ただし、受け付けられない場合がある(どんな場合かは公表されていない)
営業時間・アクセスなどの質問答える
店が登録した番号からの電話店の電話に転送する
店が登録した営業電話・迷惑電話の番号着信を拒否する。番号の設定によっては拒否できない場合がある
AIが店に回すべきと判断した電話店の電話に転送する

メニューや駐車場など店独自の質問は、AIが店の公式サイトなどから答えの案を作り、スタッフが管理画面で確かめて直せます。1

予約が決まると、お客様にSMSで内容を知らせられます。お客様は、ネットで予約の変更やキャンセルができます。15

常連の番号を、転送のリストに入れる

店に転送する番号のリストと、着信拒否する番号のリストは、スタッフが管理画面で作ります。3 常連のお客様や取引先の番号をリストに入れておけば、その人の電話は店に転送されます。

ただし、電話番号の設定などによっては、リストのとおりに転送できない場合があります。

店が決まった時間内に出ないと、転送は打ち切られます。3 管理画面では、録音できた通話を聞き、文字起こしと要約を読めます。13

AIを止めても、料金はかかる

管理画面から、AIの応答を一時的に止められます。止めている間はすべての電話が店に回りますが、その間も料金はかかります。3

最低利用期間と解約の決まり

最低利用期間は、無料の月の次の月の1日から始まります。11月に始めた店なら12月1日からです。7

契約最低利用期間その後やめるときの申し出の期限
月契約3か月1か月ごとに自動で更新される毎月20日(最低利用期間のあいだは、最後の月の20日)
年契約1年1年ごとに自動で更新され、そのたびに1年の最低利用期間が始まる契約期間が終わる月の20日

最低利用期間のあいだは解約できません。基本料金の日割りもありません。237

無料の月のあいだは、店の登録を消せて、料金もかかりません。消すときは問い合わせフォームから連絡します。7 合わないと分かったら、無料の月のうちに決めてください。

やめるときは、表の期限までに問い合わせフォームから申し出ます。7 例えば12月1日から数える月契約なら、最低利用期間は2月末までです。

その場合、やめる申し出の期限は2月20日です。7

年契約は月契約より月の額が安く、Liteなら1年で約2万円の差です。2

録音とお客様の電話番号の扱い

LINEヤフーは、お客様とAIの通話を録音することがあります。AIが店に転送した後の、お客様と店の通話も録音することがあります。3

LINEヤフーは録音を、プライバシーポリシーの範囲で使います。使い道には、サービスの開発や改善も含まれます。3 スタッフがお客様と話す声も録音されることがあると、店の中で伝えておいてください。

お客様の名前や電話番号が店から漏れたら、対応の費用と責任は店が負います。LINEヤフーにすぐ報告し、原因を調べて再発を防ぐ手立てを作って実施し、書面で報告する決まりです。3

トレタのAI電話(予約番・AIるすでん)との関係

LINEヤフーは、2026年2月にトレタを子会社にしました。10月22日から、トレタ予約台帳とLINE AI予約がつながりました。4

トレタは、前から「トレタ予約番」と「AIるすでん」というAI電話を出しています。その料金と違いは、10月16日のトレタのAI電話の記事にまとめました。

11月5日に、トレタ予約番とAIるすでんの紹介ページを開くと、LINE AI予約の公式サイトに移動しました。8トレタの料金ページには、いまもトレタ予約番がオプションとして載っています。6

いま予約番やAIるすでんを使っている店がどうなるかは、トレタもLINEヤフーも公表していません。切り替える前に、トレタの担当者にいまの契約の扱いを聞いてください。

トレタ予約台帳を使っていない店が、予約の電話をAIに任せる方法

トレタ予約台帳を使っていない店は、トレタ予約台帳に替えるか新しく入れるか、ほかの方法を選びます。2

方法向いている店
トレタ予約台帳とセットで入れる台帳を替えてもよく、予約の確定までAIに任せたい店
ほかの会社のAI電話を入れるいまの予約台帳を使い続けたい店
用件だけをAIに聞き取らせる予約を受けるかは店で決めたい店

AI電話の良い点と気をつけたい点は、AI電話のメリットとデメリットの記事にまとめました。用件の聞き取りだけなら、LINE WORKSキャッチコールの記事が参考になります。

当サイトのAI秘書でも、電話の一次対応や、予約の受付とカレンダーへの登録を引き受けています。どこまで任せられるかは、AI秘書の顧客対応のページに書いています。

予約の電話を任せられるか、無料AI業務診断で確かめる

店の電話のうち、どこまでをAIに任せられるかは、30分の無料AI業務診断(オンライン)で相談できます。相談のページから申し込めます。

まずは先週かかってきた電話と、出られなかった電話の本数を数えてみてください。

出典

  1. LINEヤフー「電話に出られない時間を予約機会に変える音声AI『LINE AI予約』を正式提供開始」(2026年10月22日)(参照 2026-11-05)
  2. LINE AI予約 公式サイト(料金プラン・導入の流れ・よくある質問)(参照 2026-11-05)
  3. LINEヤフー「LINE AI予約 店舗利用規約」(2026年10月22日制定)(参照 2026-11-05)
  4. 株式会社トレタ「トレタ予約台帳、LINEヤフーの『LINE AI予約』と連携開始」(PR TIMES、2026年10月22日)(参照 2026-11-05)
  5. Impress Watch「『LINE AI予約』スタート 飲食店のAI電話予約を月1万円から」(2026年10月22日)(参照 2026-11-05)
  6. トレタ「料金プラン」(参照 2026-11-05)
  7. LINE AI予約 ヘルプ「料金表」(参照 2026-11-05)
  8. トレタ「トレタ予約番/AIるすでん」(2026年11月5日に開くと LINE AI予約の公式サイトに移動した)(参照 2026-11-05)