要点

対象:代表電話に出られないことがある会社

  1. いまは予約の受付も取り次ぎもできない
  2. 契約の途中でプランを下げられない
  3. 録音は90日で消える

LINE WORKSキャッチコールは、代表電話への着信にAIが出て、用件を聞き取るサービスです。正式な提供は、10月19日(月)に始まります。1

この記事の目次(4節)
  1. キャッチコールでできること・できないこと
  2. 料金と1年間無料のキャンペーン
  3. 始めるまでの流れ
  4. 録音と個人情報の扱い

契約してから1年間は、利用料金がかかりません。1 契約は1年単位で、1年が終わる日(満了日)までに解約しないと自動で更新されます。2年目は、いちばん安いライトでも月8,900円(税抜)かかります。23

キャッチコールでできること・できないこと

したいことできるか
代表電話にAIが出て、用件・名前・折り返し先を聞き取るできる
聞き取った内容を、LINE WORKSのトークかメールで知らせるできる
録音を項目ごとに再生する(会社名だけ聞き直せる)できる
夜間や休日の電話を受けるできる(24時間365日)
予約や注文を受け付けるいまはできない
自動音声のメニューで、用件ごとに振り分けるいまはできない
その場で担当者に電話をつなぐいまはできない

キャッチコールの役目は、電話を受けて用件を知らせるまでです。折り返しの電話は、通知を見た社員がかけます。2

LINE WORKSを無料のフリープランで使っている会社でも、通知をトークで受け取れます。LINE WORKSを使っていない会社は、メールで通知を受け、履歴は管理画面で見ます。2

LINE WORKS AiCallとの違い

同じ会社のLINE WORKS AiCallが向いているのは、電話の問い合わせが月1万件を超えるような会社です。用件を聞いて窓口に振り分け、オペレーターにつなぐこともできます。4

キャッチコールは、電話を受けて知らせるだけに絞り、専門知識なしで設定できるようにした製品です。音声認識の技術は、AiCallのものを引き継いでいます。1

料金と1年間無料のキャンペーン

キャッチコールのプラン1年に受けられる件数(上限)2年目からの月額(税抜)
ライト1,800件(月150件ほど)8,900円
スタンダード3,600件(月300件ほど)14,900円
アドバンスト12,000件(月1,000件ほど)39,800円

LINE WORKS本体の有料版にも「スタンダード」「アドバンスト」という名前がありますが、この表はキャッチコールの料金です。料金は、使う人の数では変わりません。1年分の件数の枠を契約し、代金は月ごとに払います。初期費用はかかりません。12

料金がかかる年にライトの枠を全部使うと、平均は1件あたり約59円(税抜)です。年額を、1年に受けられる件数で割りました。

申し込む前に、いまの代表電話に月に何件かかってくるかを、着信履歴か電話会社の明細で数えておいてください。プランを選ぶ目安になります。

キャンペーンの条件

1年間無料のキャンペーンは、業種や会社の規模、電話の件数を問わず、申し込んだ会社が対象です。1 ただし、製品ページには「適用には条件があります」とあります。2

無償トライアル(お試し)は、キャンペーンとは別のものです。トライアルのあとでキャンペーンに申し込んで契約すると、1年間無料になります。2

申し込みの受付は、10月19日から2027年3月31日までです。この期限はAI Watchが報じたもので、LINE WORKSの発表と製品ページには書いてありません。5

料金のほかにかかる費用

転送は、いま契約している電話会社のサービス(NTT東日本・西日本のボイスワープなど)で設定します。その申し込みや工事の費用と、転送した分の通話料は、電話会社に払います。2

残りの件数が少なくなると、管理者に通知が届き、100件1万円(税抜)で枠を足せます。足した分は、1件あたり100円です。足さずに使い切ると、電話の受付が止まります。2

更新と解約の決まり

更新されると、同じプランのまま2年目に入ります。契約期間の途中で上のプランには変えられますが、下のプランには変えられません。3

1年の契約期間の途中で解約すると、LINE WORKSは残りの期間の料金を請求し、払った料金も返しません。3

キャンペーンで無料の間に解約したときは、キャンペーンの条件に従うと規約にあります。LINE WORKSは、その条件を製品ページや規約に書いていません。申し込む前に、問い合わせ窓口で確かめてください。3

受け付けた電話の履歴は、CSVで書き出せます。2 毎月の件数を見ておけば、満了日の前に、続けるかやめるかを決められます。

始めるまでの流れ

このサイトではキャッチコールを試していません。次の流れは、製品ページと規約をもとにまとめました。23

  1. 製品ページから、無償トライアルを申し込みます。トライアルの期間はLINE WORKSが決めていて、製品ページに日数は書いてありません。
  2. LINE WORKSから、転送先の電話番号が届きます。この番号は転送専用で、取引先やお客様に案内する番号には使えません。
  3. 設定画面で、名乗り方・聞き取る項目・通知先を選びます。
  4. 契約している電話会社の転送サービスで、代表電話への着信を、届いた番号へ転送するよう設定します。「3コールで出なければ転送」「夜間と休日だけ転送」も、ここで決めます。
  5. 続けるなら、トライアルのあとで、キャンペーンに申し込んで契約します。

トライアルは決まった期間で終わり、有料のプランには自動で移りません。終わると、キャッチコールは転送された電話を受けなくなります。3

設定のあとで、社員の携帯電話から代表電話にかけ、通知が届くか、AIが名前を正しく聞き取れたかを試しておくと安心です。

続けないときや解約したときは、電話会社の転送の設定を必ず外してください。外すまで転送は続きます。届いた番号は、解約のあと、ほかの人に割り当てられることがあります。3

録音と個人情報の扱い

キャッチコールは、通話の初めに、録音することなどを、電話をかけてきた人に伝えます。録音と、文字にした内容は、録音した日から90日たつとLINE WORKSが消します。3

LINE WORKSは、通話の録音や、聞き取った名前・用件などを、AIの学習に使いません。3

かけてきた人の個人情報は、キャッチコールを入れた会社が、何に使うかを決めて相手に知らせ、漏れないように管理します。3

AIが聞き取った名前や番号は、間違うことがあります。LINE WORKSも、聞き取りの正確さは保証していません。折り返す前に録音を聞いて、通知の文字と合っているかを確かめてください。3

AIに出てもらう電話と、人が出る電話の分け方は、AI電話のメリットとデメリットの記事にまとめました。LINE WORKSのAiStudioの料金は、別の記事で書きました。会議の文字起こしのAiNoteにも記事があります。

出典

  1. LINE WORKS「AI電話受付サービス『LINE WORKSキャッチコール』を正式リリース、1年間無償で提供」(2026年10月15日)(参照 2026-10-16)
  2. LINE WORKS「LINE WORKSキャッチコール」製品ページ(料金・よくある質問)(参照 2026-10-16)
  3. LINE WORKS「LINE WORKSキャッチコール 利用規約」(ページの題は「先行販売版」・2026年10月15日制定)(参照 2026-10-16)
  4. LINE WORKS「LINE WORKS AiCall」製品ページ(参照 2026-10-16)
  5. AI Watch「AI電話受付サービス『LINE WORKSキャッチコール』 1年間の無償提供キャンペーンも展開」(2026年10月15日)(参照 2026-10-16)