要点

対象:AiStudioの申し込みを考えている会社

  1. 質問1回で約7,000トークンが目安
  2. 追加分は新しいプランで約700回分に
  3. メールAIの要約でも使える量が減る

LINE WORKS AiStudioの現行プラン(スタンダード)は、1人あたり月950円(年額契約・税別)です。29 新しい3つのプランは、いちばん安いチームでも月9,800円(年額契約)です。1

この記事の目次(6節)
  1. スタンダードと新しいプランの料金
  2. 人数ごとの月額と、質問できる回数
  3. 使える量が減る操作と、残りの見方
  4. AiStudioでできること
  5. AIアシスタントの作り方
  6. 申し込む前に、データの扱いを確かめる

使う人が10人までなら、スタンダードのほうが毎月の料金は安くなります。ただし、12月初旬以降に契約すると、新しいプランでの契約になります。9

スタンダードと新しいプランの料金

項目スタンダード新しいプラン
料金の決まり方1人あたりの月額プランごとの月額
年額契約(月あたり)1人950円チーム9,800円・ビジネス39,800円・エンタープライズ99,800円
月額契約1人1,140円チーム11,760円・ビジネス47,760円・エンタープライズ119,760円
毎月のトークン1人あたり140万(質問約200回分)チーム1,000万(約1,500回分)・ビジネス5,000万(約7,000回分)・エンタープライズ1億5,000万(約20,000回分)
ストレージ1人あたり1GBチーム10GB・ビジネス30GB・エンタープライズ50GB

金額はどれも税別です。お知らせでは、新しいプランの料金は、1人あたりではなくプランごとの月額です。どのプランにするかは、LINE WORKSの契約ユーザー数や、必要なトークン数を見て選びます。139

トークンは、AIが質問を理解したり、答えを作ったり、登録した文書を処理したりするときに使う量の単位です。新しい3つのプランで、使える機能は同じです。1

スタンダードには、30日間の無償トライアルがあります。9 新しいプランも、契約した最初の月は無料のトライアルで試せます。1

スタンダードで申し込めるのはいつまでか

お知らせでは、スタンダードの新しい申し込みは12月11日で終わる予定です。1 ただ、製品ページには「12月初旬以降にご契約いただく場合は、新料金プランでのご契約となります」とあります。9

締め切りの日が2つの案内でずれているので、スタンダードで申し込むなら、LINE WORKSのお問い合わせで日付を確かめてください。販売パートナー経由でLINE WORKSを使っているなら、そのパートナーに相談します。19

10人前後で迷う会社は、プランを比べる前に、この締め切りを先に問い合わせておくのがよいと考えています。締め切りを過ぎると、選べるのが新しいプランだけになるためです。

すでに契約している会社は、スタンダードの提供が終わるまで、更新して使い続けられます。終わる時期と切り替え方は、LINE WORKSが改めて知らせるとしています。新しいプランへは、自動では切り替わりません。1

人数ごとの月額と、質問できる回数

スタンダードは、950円に使う人数を掛けると月額が出ます。質問の回数は、1人分で約200回という目安から計算しました。23

お知らせには、新しいプランの月額が人数で変わるという説明はありません。そこで、チームプランは何人で使っても月9,800円として比べています。1

使う人スタンダードの月額(年額契約)会社全体で質問できる回数の目安
3人2,850円約600回
5人4,750円約1,000回
8人7,600円約1,600回
10人9,500円約2,000回
11人10,450円約2,200回

チームプランは月9,800円で、質問は約1,500回が目安です。1 11人からは、チームプランのほうが安くなります。月額契約で比べても、境目は同じです。

ただし、スタンダードで7人以下なら、月額は安くても、会社全体で質問できる回数はチームプランより少なくなります。質問が多くなりそうなら、追加トークンの料金も足して比べてください。

使える量が減る操作と、残りの見方

質問1回で使う量は約7,000トークンが目安で、使い方によって増減します。使える量は毎月初めに元に戻り、余った分は翌月に繰り越せません。1

追加トークンは、足りないときに会社として買い足すもので、年額契約なら毎月4,500円です。買える量は、スタンダードでは質問約1,000回分、新しいプランでは約700回分です。134

使える量は会社の全員で分け合います。AIアシスタントへの質問のほかに、次の操作でも減ります。4

  • AIアシスタントを、説明から自動で作る
  • メールAIで、メールを書く・返信の案を出す・要約する
  • 掲示板で、AIに投稿の案を出させる
  • Driveで、AIに文書を要約させる

残りは、管理者画面で確かめます。左のメニューの「統計」から「AiStudio」を選び、「トークンの使用状況」タブを開きます。日ごとの使用量は、翌日から見られます。4

AiStudioでできること

AiStudioでは、社内のファイルを読ませて、社員の質問に答えるAIアシスタントを作れます。5

したいことできるか
社内のマニュアルを読ませて答えさせるできる。PDF・Word・Excel・PowerPointなどを5GBまで5
トークや掲示板の書き込みから答えさせるできる。LINE WORKSのフリープランでも使える68
トークルームや掲示板に投稿したファイルの中身から答えさせるできない。検索の対象は書き込みの文字だけ7

登録したファイルの分だけ、会社の共有ストレージを使います。5

資料に書いていない決まりには、AIは答えられません。人の頭の中にある知識を資料にする方法は、属人化の解消にAIを使う記事で取り上げました。

社内の規程を基に社員の質問に答える仕事は、当サイトのAI秘書でも社内・総務の仕事として引き受けています。

会議の録音の文字起こしには、別の製品のLINE WORKS AiNoteを使います。料金と無料プランの注意は、LINE WORKS AiNoteの無料プランの記事にまとめています。

AIアシスタントの作り方

当サイトはAiStudioを契約していないので、画面は試していません。手順はヘルプのとおりです。5

  1. ブラウザ版の画面上部のアイコンから「AiStudio」を開き、右上の「AIアシスタントを作る」を押します。
  2. AIアシスタントの説明を入力して「作成」を押すと、名前や回答ルールの案が自動で入ります。
  3. 「参照データ」でマニュアルのファイルをアップロードします。表や画像まで読ませたいときは「回答精度を優先」を選びます。
  4. 「公開範囲」で、「すべてのメンバー」「マスターのみ」「メンバー指定」から使える人を選びます。
  5. 右上の「プレビュー」で答え方を試し、よければ「公開」を押します。

スマートフォンで使うなら、LINE WORKSのアプリをバージョン4.4以降にしてください。5

うまく答えないときに確かめること

起きること確かめる所
トークの内容を答えに使わないAIアシスタントとのトーク画面の右の「データの検索設定」で、「トーク」が選ばれているか6
古い資料で答える「データの検索設定」の「期間」と、参照データのファイルが新しいか6
使えない人がいる「公開範囲」に、その人が入っているか5

申し込む前に、データの扱いを確かめる

登録したデータは、LINE WORKSのAIにも、ほかの会社のAIにも、学習には使われません。利用規約に書いてあります。答えを作る処理は、OpenAIなどの外部のAIサービスに任せることがあります。10

OpenAIも、ほかの会社のサービスから受け取ったデータを、初期設定では学習に使わないとしています。11 機密情報や個人情報を入れないよう管理する責任は、使う会社にあります。入れるなら、会社の責任で必要な同意を取っておく必要があります。10

メールを参照データに登録すると、そのAIアシスタントと話す全員に、メールの中身が見えるおそれがあります。5 LINE WORKSは、AIの答えが正しいとは保証していません。規程や数字の答えは、元の資料で確かめてください。10

ほかのグループウェアのAI機能で、入力した文章がどう扱われるかは、サイボウズ Office AIラボの記事で取り上げました。

AiStudioを使う人の数と、月に質問しそうな回数を書き出してから、どのプランで申し込むかを決めてください。

出典

  1. LINE WORKS「[LINE WORKS AiStudio] 新しい料金プランについてのお知らせ」(2026年9月1日)(参照 2026-10-15)
  2. クラウド Watch「LINE WORKS、専門知識がなくても業務に合わせたAIアシスタントの作成が可能な『LINE WORKS AiStudio』」(2025年12月1日)(参照 2026-10-15)
  3. ソフトバンク「LINE WORKS AiStudio」(参照 2026-10-15)
  4. LINE WORKS ヘルプセンター「トークン」(管理者ガイド)(参照 2026-10-15)
  5. LINE WORKS ヘルプセンター「AIアシスタントの作成とリリース」(参照 2026-10-15)
  6. LINE WORKS ヘルプセンター「検索データ指定」(参照 2026-10-15)
  7. LINE WORKS ヘルプセンター「トークや掲示板に投稿されたファイルの中身は、AIアシスタントのデータ検索対象になりますか?」(参照 2026-10-15)
  8. LINE WORKS ヘルプセンター「LINE WORKSのフリープランでAiStudioの連携機能は利用できますか?」(参照 2026-10-15)
  9. LINE WORKS「LINE WORKS AiStudio」製品ページ(料金・無償トライアル)(参照 2026-10-15)
  10. LINE WORKS「LINE WORKS AiStudio 利用規約」(2025年11月27日制定)(参照 2026-10-15)
  11. OpenAI「Data controls in the OpenAI platform」(参照 2026-10-15)