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クリニックのFAQ・問い合わせAIチャットボット比較 — 電話が減る範囲と、人に戻す範囲

クリニックのホームページに設置するFAQ・問い合わせ対応AIチャットボットを、料金と対応範囲で比較する。症状相談など人に戻すべき境界も含めて、公式ページを実際に確認して整理した。

目次
  1. FAQ・問い合わせAIチャットボットとは
  2. 比較表
  3. 選び方 — どこまでAIに任せ、どこから人に戻すか
  4. 似た名前のツールと混同しない
  5. FAQ

FAQ・問い合わせAIチャットボットとは

FAQ・問い合わせAIチャットボットとは、クリニックのホームページに設置し、診療時間・予約方法・持ち物などの定型的な質問に24時間自動で答える仕組みである。

同じ「AIチャットボット」でも、問診票のように症状を聞き取るタイプ(AI問診)や、予約そのものを完結させるタイプ(予約自動化)とは役割が異なる。この記事が扱うのは、電話や窓口にかかってくる定型的な問い合わせを肩代わりする、ホームページ設置型のFAQボットである。比較の軸は「料金」「対応範囲」「多言語対応」の3項目に絞り、公式ページ・比較記事を実際に開いて確認できた情報だけで並べる。

比較表

サービス名料金特徴
DSチャットボット月額5,500円〜Webサイトのデータを指定するだけでAIが学習。応答率98%をうたう電話サポート付き、80言語以上対応
患者AI Bot月額7,000円〜(初期費用別)医科・歯科で導入実績。ナレッジ(回答の元データ)の作り込みをベンダー側が支援
NOMOCa-AI chat月額8,000円(グループ2院目以降は月額4,000円)クリニック固有の情報を学習し、LINE連携で仮予約受付にも対応。98言語以上対応
CLIBO月額9,980円〜クリニック専用設計。24時間対応で予約ページへの自動誘導、専任スタッフのサポートあり
受診ボット月額12,100円(1年契約、初期費用無料)院ごとの内容を学習し、スタッフ向けの案内にも利用可能。月間500件超の回答で従量料金が発生

(表の並びは料金の低い順。特定製品を推奨する意図はない。料金は各社比較記事・公式ページの確認時点=2026-08-12のものであり、改定・キャンペーンで変わり得る)

選び方 — どこまでAIに任せ、どこから人に戻すか

Medrockの解説では、クリニックのチャットボット活用が適する場面として、診療時間・予約方法・駐車場の有無・持ち物といった定型質問、予約変更・キャンセルの案内、院内コラムやFAQへの誘導が挙げられている。一方で重要な注意点として、「症状から診断や治療方法を示す回答は避け、緊急時は電話・有人対応へ切り替える設計が必須」であり、個人情報や医療判断が必要な相談はAIだけで完結させず人に引き継ぐ必要があるとされている。

比較の実務では、次の3点を確認するとよい。

  1. 回答の元データ(ナレッジ)を誰が作るか。 クリニック側が自分でFAQを用意するのか、ベンダーが作り込みを支援してくれるのかで、導入後にかかる手間が変わる。
  2. 人への引き継ぎ導線があるか。 症状相談や緊急性の判断が必要な問い合わせを、電話や有人対応へ確実に橋渡しできる設計になっているかを確認する。
  3. 想定する月間の問い合わせ件数。 従量課金の要素があるサービスでは、繁忙期の件数を見込んで総額を試算する。

料金は基本プランの月額だけでなく、初期費用・件数超過時の追加料金・多言語対応が別料金かどうかも合わせて比較する。

似た名前のツールと混同しない

「AIチャットボット」という言葉は、この記事で扱うFAQ対応の他に、受診前の症状を聞き取るAI問診や、予約そのものを完結させる予約自動化ツールも指すことがある。3つは役割が異なる。FAQボットは「よくある質問に答えて電話を減らす」、AI問診は「受診前に症状を構造化して医師に渡す」、予約自動化は「予約の確定・変更・キャンセルを完結させる」がそれぞれの主目的である。1つのベンダーが複数の機能を組み合わせて提供していることもあるため、比較検討では「このサービスのどの機能を、どの課題のために使うか」を先に決めておくと、機能の重複や過不足に気づきやすい。

FAQ

Q. チャットボットに症状の相談をしてもよいですか。 症状から診断や治療方針を示す回答は避ける設計が前提とされており、症状相談は電話や有人対応に引き継がれるのが一般的です。

Q. FAQの内容は自分たちで用意する必要がありますか。 サービスによります。自院で用意する前提のものと、ベンダーが作り込みを支援してくれるものがあります。

Q. 電話対応はどのくらい減りますか。 定型的な問い合わせ(診療時間・持ち物・予約変更など)の割合が高いほど、電話削減の効果は大きくなるとされています。

Q. 多言語対応は追加料金になりますか。 サービスにより異なります。基本プランに含まれるものと、別料金になるものがあるため確認が必要です。

Q. 小規模クリニックでも導入する価値はありますか。 月額数千円台から始められるサービスがあり、電話対応にかかっているスタッフの時間と比べて判断するとよいとされています。


自院のFAQ内容や予約システムに合わせたチャットボット導入・カスタマイズを検討したい場合は、ご相談を承っています。

出典

  1. 病院・クリニック・医療機関向けおすすめチャットボットツール比較8選(参照 2026-08-12)
  2. NOMOCa-AI chatの料金・機能・導入事例 | BOXIL(参照 2026-08-12)
  3. クリニック専用AIチャットボット(受診ボット)|株式会社ドクターブリッジ(参照 2026-08-12)
  4. クリニックにAIチャットボットが必要なワケ|選び方を徹底解説 | 株式会社Medrock(参照 2026-08-12)