Claude Codeの自動化の例 ルーティンで記事を1日8回 書かせて公開する仕組み
悠 Yu Niibori AIエンジニア プロフィール
出典 3件
要点
対象:Claude Codeで仕事を定期実行したい人
101回のうち、R un-Slot 行のあるマージは7 6回 手順書はG itHubに置き、毎回読ませる 治療や薬について助言する記事は人がマージ このサイトでは、C laude Codeの「ルーティン」が1 日8回起動し、記事のテーマ選びから公開までを自動で進めています。 ルーティンは決まった時刻にクラウドで起動し、手順書を読んで記事を1 本書きます。
この記事の目次(9節) ルーティンとは 自動化する前と後 手順ごとの任せ方 起動用のプロンプトと手順書を分けて置く 実行リストの緑の印だけでは、記事が出たか分からない 使っているサービスの費用 10月1 7日 時点の数字 つまずいた5 件と、その直し方 人の手に残した仕事
書いたA Iとは別のA Iのレビューに通り、自動テストにも通れば、書いたA Iがマージして公開します。 ただ、ルーティンの実行リストで緑の印が付いていても、その回の記事が公開されたとは限りません。
そこで、記事をコミットするとき、どの回の仕事かを示す行(以下、R un-Slot 行)をメッセージの末尾に入れています。この行の入ったコミットがマージされたかで、その回が済んだかを確かめます。
ルーティンとは
ルーティンは、プロンプトとリポジトリなどをまとめて保存し、自動で動かす機能です。起動のきっかけには、スケジュールのほかに API と GitHub のイベントも選べます。1
クラウドで動くので、手元のパソコンを閉じていても動き続けます。スケジュールの間隔は最短1時 間です。1
自動化する前と後
9月25日より前は、前もって作った候補の一覧からテーマを選んでいました。 プルリクエストのマージ(公開)は、事業主(このサイトの運営者)が手動でしていました。
9月25日に事業主が、テーマもW ebから決め、記事を自動で公開すると決めました。同じ日に、ルーティンが動き始めました。 いまは、A Iのニュースからテーマを選び、検索の候補(サジェスト)で探されている語かを確かめてから書きます。
手順ごとの任せ方
手順 任せ方 中身 緊急停止がかかっていないかを確かめる AIに任せる かかっていれば、何も書かずに終わる この回が済んでいないかを確かめる AIに任せる この回の Run-Slot 行が入ったコミットが、すでにあるかを探す テーマを選ぶ AIに任せる AIのニュースから選び、サジェストで探されている語かを確かめる 書く・図を作る AIに任せる 出典を開いて書く レビュー AIに任せる 書いたA Iとは別のA Iが、出典と健康にかかわる内容を確かめる マージ(公開) 条件付きで任せる レビューで承認され、自動テストにも通り、変えたファイルが決めておいた範囲に収まるときだけ。治療や薬について助言する記事は、事業主が読んでからマージする モデル・時刻・環境の設定 自分で決める 事業主がルーティンの管理画面で決める
起動用のプロンプトと手順書を分けて置く
2026年10月17日時点の流れ
メインのアカウント
予備のアカウント
起動用プロンプトだけ
同じ起動用プロンプト・約1時間後
1 GitHubから最新の手順書を読む
2 停止中でないか、この回が済んだかを確かめる
3 書いて、Run-Slot 行を入れてコミットする
4 別のAIのレビューと自動テストに通ればマージする
手順を変えるときは
ここだけ直す
Run-Slot 行があれば
何もせずに終わる
治療や薬について助言する
記事はマージしない
Run-Slot 行は、どの回の仕事かを示す1行で、記事のコミットメッセージの末尾に入ります。
記事を書くルーティンが、何を読み、何を書き込むか(2026年1 0月1 7日 時点)。
ルーティンは、メインのアカウントと、止まったときに代わる予備のアカウントの両方に置いています。 どちらの管理画面にも、同じ起動用プロンプトだけを置いています。短い文で、ほとんど書き換えません。
手順書はG itHubのリポジトリに置き、ルーティンは起動するたびに最新の手順書を読みます。 手順を変えるときは、手順書を直すだけです。次の実行から、両方のアカウントのルーティンに反映されます。
予備はメインの回から約1時間後に起動します。最近のプルリクエストとm ainのコミットからその回の Run-Slot 行を探し、あれば何もせずに終わります。
実行リストの緑の印だけでは、記事が出たか分からない
公式ドキュメントの説明では、緑の印は、セッションがインフラのエラーなく終わったことを表します。頼んだ作業がうまくいったかは表しません。1
レビューに通らずに終わった回にも、緑の印が付きます。 そのため、済んだかどうかは、R un-Slot 行の入ったコミットがマージされたかで確かめています。
行は Run-Slot: article-2026-10-17T06Z の形です。末尾の時刻は協定世界時で、この例は日本時間1 5時 の回です。
使っているサービスの費用
ルーティンは、C laudeのP ro・M ax・T eam・E nterpriseプ ランで使えます。いまはリサーチプレビューの段階です。1 Proは月払いで月2 0ド ルです。2
ルーティンの実行は、対話で使うときと同じく、プランの利用枠から差し引かれます。 上限に達すると、利用枠がリセットされるまでルーティンは動きません。使用クレジットを有効にしていれば、従量課金で動かし続けられます。1
このサイトはC loudflare Workersで動いています。有料プランは1ア カウント月5ド ルからです。3 記事のアイキャッチ画像は、O penAIのC odexで作っています。
10月1 7日 時点の数字
どれも2 026年1 0月1 7日 の1 8時台(日本時間)に、コミット履歴とG itHubのプルリクエスト一覧で数えました。
項目 数 ルーティンが記事を書く回(日本時間1 0月5日3時 〜10月1 7日1 5時 ) 101回 そのうち、R un-Slot 行の入ったコミットがマージされた回 76回 記事のプルリクエストを出してからマージするまでの時間(中央値) 約14分 アイキャッチ画像がまだ無い記事(開発日誌を除く) 14本
Run-Slot 行の無い2 5回には、記事を出せなかった回と、行を入れ忘れた回が混ざっています。2 つを分けては数えていません。
中央値は、同じ期間にマージした記事のプルリクエスト(プルリクエストの題名が「記事」で始まるもの)で数えました。事業主との対話で書いた記事も入っています。
つまずいた5 件と、その直し方
リポジトリが登録されず、許可待ちで止まった(9月16日)
最初は、A Iにルーティン作成の機能を呼ばせて作りました。その作り方ではリポジトリが登録されず、クローンの許可を待ったまま止まりました。
事業主が管理画面でリポジトリを登録しました。9 月25日、手動で2 回目に実行したとき、テーマ選びから公開まで通りました。
サブスクリプションが切れ、予備のアカウントを用意した(10月4日)
メインのアカウントのサブスクリプションが切れ、記事の公開が止まりました。 同じ日に予備のアカウントを用意し、コミットメッセージに Run-Slot 行を入れるようにしました(10月4日の開発日誌 )。
管理画面のプロンプトが古いままだった(10月8日)
10月4日 からは予備のアカウントで動かしていましたが、この日に予備が上限に達しました。そこで事業主は、ルーティンをメインのアカウントで動かす形に戻しました。メインのアカウントは、この日までに再び使えるようになっていました。
メインのアカウントには、記事・記事の見直し・開発日誌の3 つのルーティンがあります。そのプロンプトは、手順の全文をリポジトリの文書から管理画面に写したものでした。
リポジトリの文書を直しても、管理画面のプロンプトは古いままでした。
この日、プロンプトを短い起動用と、リポジトリで直す手順書に分けました(10月8日の開発日誌 )。
3回続けて記事を出せなかった(10月1 2日 )
日本時間9時と1 2時の回は、試し読み(別のA Iに読者役を頼む点検)で、意味が取れない文が基準を超えました。そのため、人の確認待ちで止まりました。
15時の回は、選んだキーワードが条件に合わず、要る公式ページも開けなかったため、記事を書けませんでした。
事業主が「必ず出すように」と求めました。A Iは手順書を書き換え、通らないときは直すかテーマを替えて、1 本出すまで続けるようにしました(10月1 2日 の開発日誌 )。
1本の記事のレビューが4 回やり直しになった(10月1 3日 )
直した箇所に、次のレビューでまた別の指摘が付きました。 AIは指摘を原因ごとに3 つに分け、直すときに確かめることを手順書に足しました(10月1 3日 の開発日誌 )。
人の手に残した仕事
ルーティンのモデル・時刻・リポジトリを管理画面で決め、オンとオフを切り替える
画像を作るC odexにログインし直し、ログイン情報をルーティンの環境に入れ直す。1 0月17日の回も、ログインが通らず画像を作れなかった
治療や薬について読者に助言する記事を、読んでからマージする
何を書くかの方針と、A Iの権限を広げる変更を決める
止まったときに人が気づく仕組みは、AIエ ージェントの運用の記録 にまとめました。 ルーティンを作った当初の設計は、Claudeをクラウドで動かしてサイトを運営した記録 にあります。
決まった時刻に動かす作業を任せるなら、済んだと分かる印をコミットかプルリクエストに1 つ決めておくと、止まった回を見つけやすくなると考えています。
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