Backlog AIア シスタントの導入事例、定例の資料作りの時間と使える料金プラン
悠 Yu Niibori AIエンジニア プロフィール
出典 9件
要点
対象:Backlogの課題から定例の資料を作るチーム
aiESGはマネージャー1人 あたり3 0分 〜1時 間減 使えるのはプレミアムプランとプラチナプラン 試す前に、資料1本にかかる時間を測る Backlog AIア シスタントに課題を拾わせて下書きを作り、定例の資料作りを短くした会社が2 社あります。a iESGと、西日本新聞社のシステム部門です。1 2
この記事の目次(7節) 2社が作っていた資料と、時間の変化 AIを使う前の資料作り 人が頼み方を決め、A Iが下書きを作り、人が確かめる 2社の数字の確からしさと、ほかの会社の例 使える料金プランとA Iクレジット 資料作りの手間を減らす3 つのやり方 毎回同じ形で作る資料から試す
Backlog AIア シスタントは、B acklogの中で使えるA Iの機能です。参加しているプロジェクトの課題やコメント、W iki、ドキュメントを読み、チャットで頼むと進み具合をまとめます。3
2つの事例を読むかぎり、A Iが肩代わりしたのは、課題を拾って並べる作業のようです。
2社が作っていた資料と、時間の変化
事例 作っていた資料 時間の変化 aiESG( 九州大学発のスタートアップ。A IでE SG=環境・社会・企業統治を分析する) 月1回、9 0分の全社会議で使う資料 マネージャー1人 あたり3 0分 〜1時 間減った1 西日本新聞社のグループ技術局(システム部門) 2週間ごとに出す業務報告書(レジュメ) 1時間ほどから3 0分程度に2
aiESGの社員は約40人で、全員がリモートで働いています。2 025年9月 から、B acklog AIア シスタントのβ 版を試してきました。1
西日本新聞社のグループ技術局は、ニュースサイト「西日本新聞m e」の開発をB acklogで管理しています。業務報告書を作る時間は、1 0分まで縮めたいと話しています。2
AIを使う前の資料作り
aiESGでは、資料はマネージャーがそれぞれ一からスライドで作っていました。情報の基準や細かさもばらばらで、9 0分の会議が各部署の発表で終わってしまい、部署を超えた議論ができていませんでした。1
西日本新聞社では、2 週間分の課題の詳細やコメントを、C hatGPTのような外部の生成AIに貼り付けて要約させていました。それを報告書の形に直していました。2
1つの課題にコメントが数十件付くこともあり、選んで貼り付ける作業が面倒でした。社内の情報が外部のA Iの学習に使われないかという不安もあったそうです。2
人が頼み方を決め、A Iが下書きを作り、人が確かめる
定例の資料ができるまで
条件を決める
親課題だけ など
課題を集める
課題とコメントを読む
下書きを作る
一覧・要約・分類
確かめて直す
会議の資料にする
人が受け持つ
AIが受け持つ
人が受け持つ
aiESGと西日本新聞社の事例での分担。人が頼み方を決めると、B acklog AIア シスタントが課題を集めて下書きにします。その下書きを人が確かめて直します。
事例 人が頼むこと AIがすること 人が確かめること aiESG 「前の月に動きのあった課題」「親課題だけ」「各プロジェクトから最低1件」と条件を付ける 当てはまる課題を拾い、選んだ理由を付けて並べる 一覧をたたき台にして、大事なところに印を付ける1 西日本新聞社 「この一週間で進捗があった課題をまとめて」と頼む 当てはまる課題を拾い、進み具合を並べて分類する 出てきたものを軽く直す。最後は人の目で確かめる2
aiESGは、A Iが拾った一覧をG oogleス ライドで会議の前に配っています。会議の当日は、話し合う課題を絞って議論できるようになりました。発表も、マネージャーではなく担当者がするようになりました。1
西日本新聞社は、A Iが作った報告書をB acklogのドキュメントに保存しています。次の回からは「このドキュメントの章立てを参考に」と頼み、毎回同じ形の報告書を出しています。2
西日本新聞社の担当者は、B acklogに情報が入っていなければ、B acklog AIア シスタントは力を発揮できないと話しています。B acklogの中で生成AIを使えるので、便利で安心だそうです。2
2社の数字の確からしさと、ほかの会社の例
2社の数字は、ヌーラボの導入事例のページに載った担当者の言葉です。どう測ったかも、第三者が確かめたかも、どちらのページにも載っていません。1 2
Backlog以 外の生成AIの数字も並べておきます。単位がそれぞれ違うので、効果の大きさの目安として見てください。
会社・調査 数字 調べ方 GMOイ ンターネットグループ 生成AIで、1人 あたり月約5 3.9時 間を減らした グループの国内で働く人への社内調査。5 ,353人が回答(2026年3月 に調査)6 9 LINEヤフー 独自のA I( チャットA I)で、導入から8 か月で業務時間を累計約3 8万 時間減らした 2025年3月 の報道。測り方の記載なし7 パーソル総合研究所 正社員が生成AIを使った作業の時間が、平均1 6.7%減 った 全国で働く人への調査(2026年2月 に発表)8
ただし、同じ調査で「仕事全体の時間が減った」と答えた人は、生成AIを使う人の2 5.4%でした。作業の1 回1回は短くなっても、浮いた時間が別の仕事に回るためと考えられます。8
使える料金プランとA Iクレジット
Backlog AIア シスタントは、プレミアムプランとプラチナプランで使えます。フリー・スターター・スタンダードでは使えません。4
プラン 月額(税抜・月払い) AIクレジット(毎月) プレミアム 27,000円 2,000ク レジット プラチナ 75,000円 5,000ク レジット
AIク レジットは、B acklog AIア シスタントを使うたびに減る利用の単位です。減る量は、質問の中身や読むデータの量で変わります。足りなくなったら、追加のクレジットパックを月額9 ,900円 (税込)から買えます。3
使えるのは、権限が「管理者」か「一般ユーザー」の人です。3
2027年1月1日 から、料金プランが新しくなります。いまの料金プランの新規契約は、2 026年1 2月3 1日 で終わります。5
新しいプランは、エコノミー・ビジネス・プロフェッショナルの3 つです。いまプレミアムプランを使っている組織は、2 027年1月1日 を過ぎて最初に契約を更新する日に、ビジネスプランへ自動で切り替わります。5
新しいプランでB acklog AIア シスタントを使えるか、何クレジット付くかは、料金のページにも@ ITの記事にも載っていません。契約を更新する前に、ヌーラボに確かめてください。4 5
資料作りの手間を減らす3 つのやり方
やり方 向いているとき 残る手間 Backlog AIア シスタントを使う すでにプレミアムプランかプラチナプランで、課題とコメントをB acklogに残しているとき 課題の書き方をそろえる手間が残る 課題を書き出し、C hatGPTなどに要約させる まず1回 だけ試したいとき 選んで貼る作業と、外部のA Iに貼ってよいかの確認が残る。西日本新聞社はこのやり方で1 時間ほどかかっていた2 資料の型をそろえ、作る人を1 人にする 課題の書き方が人によってばらばらで、何人もが同じ資料を直しているとき 何人もで直す手間は減るが、1 人が作る作業は残る
議事録や日報・作業記録の清書は、当サイトのA I秘書にも任せられます。任せられる範囲はAI秘書の社内・総務 で確かめられます。
受託開発の会社なら、ほかのどの工程で手間が減るかは、SIerのA I活用の記事 にまとめています。
毎回同じ形で作る資料から試す
一度決めた頼み方は、次の回もそのまま使えます。西日本新聞社も、保存した報告書を参考にさせて、毎回同じ形で出しています。2
確かめること 理由 課題のコメントに、決まったことが書かれているか AIが読むのは、B acklogに残った課題やコメント、W ikiなど3 会議に出す課題の条件を言葉にできるか aiESGは「親課題だけ」「各プロジェクトから最低1件」と条件を付けて頼んでいる1 試す前に、資料1本に何分かかっているか 測っておかないと、減ったかどうかを比べられない
課題の書き方が人によって違うと、A Iのまとめも読みにくくなりそうです。書き方をそろえる話は、属人化の解消にA Iを使う記事 にあります。
MicrosoftのA I「 Copilot Cowork」で定型の仕事を任せる手順は、Copilot Coworkの使い方の記事 にあります。
まずは、毎月か2 週間ごとに必ず作る資料を1 つ選んでみてください。
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