要点

対象:Lステップで友だちの質問に返信している人

  1. AIチャットボットは月3,300円(税込)の追加
  2. API連携はプロプラン以上で月11,000円の追加
  3. 併用して返信するかは、購入前にLステップに聞く

Lステップを入れたLINE公式アカウントで、友だちの質問にAIで自動返信する方法は2つです。LINE公式アカウントの「AIチャットボット(β)」を使うか、Lステップの「API連携」でChatGPTなどとつなぐかです。57

この記事の目次(7節)
  1. 2つの方法の料金と使える条件
  2. AIチャットボット(β)が返信する相手と中身
  3. Lステップと併用する前に確かめること
  4. AIチャットボット(β)の設定手順
  5. Lステップの「API連携」でChatGPTなどとつなぐ場合
  6. どちらの方法を選ぶか
  7. 問い合わせの対応をほかの方法と比べる

AIチャットボット(β)は、Q&A(よくある質問と答え)を登録すれば使えるので、返信の仕組みを自分で作る必要はありません。友だちへの返信に使うには、月3,300円(税込)の「チャットProオプション」の購入が必要です。1

2つの方法の料金と使える条件

項目AIチャットボット(β)Lステップの「API連携」
提供元LINE公式アカウント(LINEヤフー)Lステップ
返信の作り方登録したQ&Aから、AIが合う答えを選ぶ友だちの質問をChatGPTなどに送り、AIが作った答えを返信する仕組みを自分で作る
月額(税込)3,300円(チャットProオプション)11,000円
使える条件チャットProオプションの購入プロプラン以上の契約と、オプション「Webhook転送+API連携」の申し込み

チャットProオプションは、LINE公式アカウントの月額プランとは別の料金です。3

Lステップのプロプランは月32,780円(税込)です。6 すでに「Webhook転送」(友だちの追加などをほかのツールに知らせるオプション)を使っているなら、API連携の追加の料金は月5,500円(税込)で、合わせて月11,000円になります。7

AIチャットボット(β)が返信する相手と中身

LINE公式アカウントの機能として、2025年11月に始まりました。名前に(β)が付くとおり、試験版です。15

キーワードと完全に同じときだけ返す「応答メッセージ」と違い、AIチャットボット(β)は言い方が少し違っても、登録したQ&Aから答えを選びます。2 ただし、AIが合わない答えを選ぶこともあると、LINEヤフーは注意しています。5

友だちは、「LINE公式アカウントAI機能での情報利用」のオンとオフを自分で切り替えられます。この設定をオンにしている友だちにだけ、AIが返信します。1

届いたもの返るもの
応答メッセージのキーワードと同じ言葉応答メッセージだけ(AIは返信しない)
Q&Aに合う質問Q&Aの答え
Q&Aに合わない質問管理画面で設定したメッセージ(初期設定では「適切な回答がありません」)
情報利用をオフにしている友だちの質問許可を求めるメッセージ
グループトークの発言何も返らない

使えない業種と、送ったデータの扱い

医療・福祉、金融、宗教、政治・行政、法律に関わるアカウントは、チャットProオプションを購入しても使えないことがあります。2

業種はあくまで例で、LINEヤフーが、友だちの健康状態や財務状況などの情報を扱うおそれがあると判断すれば、ほかの業種でも断ることがあります。2

AIはOpenAIのものを使っています。1 会話の記録と、Q&Aを自動で作るときにアップロードしたファイルは、AIの学習に使われません。2

Lステップと併用する前に確かめること

次の2点は、LINE公式アカウントのヘルプセンターにも、Lステップ公式ブログの解説にも書いてありません。25

  • Lステップを入れたアカウントで、AIチャットボット(β)が返信するか
  • Lステップの自動応答とAIチャットボット(β)のどちらが優先されるか(両方が返信してしまわないか)

チャットProオプションを購入する前に、Lステップの「お問い合わせ」で上の2点を聞いてください。

AIチャットボット(β)の設定手順

管理者の権限があるアカウントで、パソコン(Web版)の管理画面から設定します。5

  1. 「ホーム」→「自動応答」→「AIチャットボット(β)」を開き、注意事項に同意します。25
  2. 「Q&Aリスト」でQ&Aを登録します。手元のPDFや画像(JPEG・PNG)から自動で作ることも、CSVで一括登録することもできます。45
  3. 「ホーム」→「自動応答」→「AIチャットボット(β)」→「Q&A応答テスト」で、よく届く質問を入れ、選ばれる答えを確かめます。ここまではチャットProオプションなしで試せます。2
  4. チャットProオプションを購入します。3
  5. 「設定」→「応答設定」の「応答方法」で、AIチャットボット(β)で返信する設定を選びます。営業時間外だけAIに返信させることもできます。2

Lステップの「API連携」でChatGPTなどとつなぐ場合

API連携を使うと、ほかのシステム(外部システム)から、Lステップの「友だち情報」やタグを読んだり書き換えたりできます。7

Lステップは使い方の例として、友だちの質問をAIに送り、AIが作った答えをLINEで返信する形を挙げています。つなぐ先の例は、ChatGPT・Gemini・Claudeなどです。7

プロプランと合わせると、Lステップに払う料金は少なくとも月43,780円(税込)です。67 AIの利用料は別にかかるので、金額はOpenAIなど各社の料金ページで確かめてください。

LステップとAIをつなぐプログラムは、自分たちで用意します。外部システム側の作り方は、Lステップのサポートの対象外です。7

作れる人がいなければ、Lステップと公式に連携しているノーコードのツール「Yoom」で、画面の操作だけでつなぐ道もあります。Yoomの契約は別に要ります。7

どちらの方法を選ぶか

こんなとき合う方法
営業時間・料金・持ち物など、答えが決まった質問が多いときAIチャットボット(β)
Q&Aに無い質問にもAIに答えさせたいとき、友だちのタグで答えを変えたいときLステップの「API連携」

AIチャットボット(β)では、Q&Aに合わない個別の質問に、人が返信することになります。その手間が大きければ、当サイトのAI秘書が、LINE公式アカウントに届いた問い合わせの受付と振り分けを引き受けます(AI秘書の顧客対応)。

問い合わせの対応をほかの方法と比べる

電話の受付を減らすなら、AIの電話とWeb予約を比べた記事があります。問い合わせの振り分けは、「Jev」を試した記事で取り上げました。人に頼む方法は、AI秘書の比べ方の記事にあります。

まずは先月届いた質問を10件書き出し、Q&Aに登録して応答テストで試してください。

出典

  1. LINEヤフー for Business「『LINE公式アカウント』、生成AIを活用した『AIチャットボット(β)』を提供開始」(2025年11月13日)(参照 2026-10-22)
  2. LINE公式アカウント ヘルプセンター「AIチャットボット(β)」(参照 2026-10-22)
  3. LINEヤフー プレスリリース「チャットProオプション」の提供開始(2025年3月5日)(参照 2026-10-22)
  4. コマースピック「LINEヤフー、LINE公式アカウントに生成AI活用の『AIチャットボット(β)』機能を追加」(2025年11月13日)(参照 2026-10-22)
  5. Lステップ公式ブログ「LINE公式アカウントの『AIチャットボット(β)』とは|活用例5選と利用方法を解説」(2026年10月16日)(参照 2026-10-22)
  6. Lステップ「料金プラン」(参照 2026-10-22)
  7. Lステップ「LINE公式アカウントのAPI連携機能」(参照 2026-10-22)