要点

対象:Squareで店の売上を見ている人

  1. Claudeは無料プランでも1つまでつなげる
  2. つながるのは本番の店のデータ
  3. Squareのツールは「常に許可」にしない

Square MCPをClaudeにつなぐと、SquareのAPIでできることなら、店の注文・お客さま・商品などを調べるのも書き換えるのもClaudeに頼めます。1

この記事の目次(7節)
  1. Square MCPとSquare AIの違い
  2. 日本の店での扱い
  3. 使えるClaudeのプラン
  4. ClaudeにSquare MCPをつなぐ手順
  5. Claudeに書き換えさせないための注意
  6. 頼み方の例
  7. 関連する記事

MCPは、AIツールとほかのサービスをつなぐ共通の規格です。Square MCPはSquareが公式に用意したもので、いまはベータ版です。1

Square MCPとSquare AIの違い

売上を見る画面「Square データ」には、無料のAI「Square AI」が付いています。5

項目Square MCP(Claudeから)Square AI(「Square データ」から)
売上や取引を聞くできるできる
お客さまやスタッフを調べるできるできる
商品のデータを調べるできるSquareのヘルプに記載なし
店のデータを書き換えるできるできない
料金Squareの文書に料金の記載はない無料
いまの状態ベータ版オープンベータ版

Square AIは、店のSquareのアカウントの情報と、ヘルプセンターやウェブの公開情報をもとに答えます。5 売上や取引を聞くだけなら、Square AIで済むと考えています。

日本の店での扱い

Square MCPが日本の店で使えるかは、Squareの文書に書かれていません。1 ただし、Square MCPがつなぐ先のSquareのAPIは、日本の店でも端末での支払いやオンライン決済に使えます。14

使えるClaudeのプラン

無料プランでも、カスタムコネクタを1つまでつなげます。3

会社で契約したTeamプランやEnterpriseプランでは、まず会社のClaudeのオーナー(管理する人)がコネクタを追加します。使う人は、そのあと一人ずつ接続します。3

ClaudeにSquare MCPをつなぐ手順

個人で契約したプランなら、ブラウザのclaude.aiかClaude Desktopで、次の順につなぎます。13

  1. Claudeの「カスタマイズ」から「コネクタ」を開く
  2. 「+ 追加」を押し、「カスタムコネクタを追加」を押す
  3. 下の表の名前とURLを入れて、「続行」を押す
  4. 認証の設定は変えずに「続行」を押し、「追加」を押す
  5. 会話の画面の「検索とツール」で、付けた名前(例: Square)の「接続」を押す
  6. Squareのログイン画面で、店のアカウントでログインする(求められた権限は下の注意を読んでから許可する)
  7. 同じ「検索とツール」で、使うSquareのツールをオンにする
項目入れる値
名前好きな名前(例: Square)
リモートMCPサーバーURLhttps://mcp.squareup.com/mcp

つながらないとき

  • URLの最後が /mcp になっているか2
  • 店のSquareのアカウントで、ログインを最後まで済ませたか1
  • 会社のClaudeなら、オーナーがコネクタを追加したか3

Squareにログインする前の状態で表のURLにつなぐと、「Missing or invalid access token」(アクセストークンが無いか、正しくない)という英語のエラーが返ります。当サイトで2026年10月17日に試した結果です。

このエラーが出たら、ログインが済んでいません。

Claudeに書き換えさせないための注意

つながるのは本番の店のデータ

URLを入れてつなぐ版(リモート版)は、試験用の環境ではなく、実際に営業している店のデータ(本番のデータ)にだけつながります。Squareは、本番で使う前に試験用の環境で頼み方を試すよう勧めています。1

試験用の環境を使うには、自分のパソコンで動かす版(ローカル版)が要ります。ローカル版では、Squareに入るための通行証にあたる文字列(アクセストークン)を自分で管理します。12

読み取りだけに絞る設定も、ローカル版で案内されています。2 試験用の環境も読み取りだけに絞る設定も、開発を頼める人と進めてください。

ログインのときに権限を確かめる

ログインの画面では、求められた権限を見てください。要らない権限が入っていたら、許可しないでください。3

Squareのツールは「常に許可」にしない

GitHubで公開されているローカル版では、ツールは3つです。Squareを実際に操作するのは make_api_request だけです。2

この作りでは、見るのも書き換えるのも同じツールです。このツールを「常に許可」にすると、書き換えも確認なしで進むと考えています。

「常に許可」は、信頼できるツールだけに使ってください。3

Claudeがたくさんの情報源を自動で調べる「リサーチ」では、Claudeは1回ずつ承認を求めずにツールを使えます。リサーチを使うときは、「検索とツール」でSquareを切っておいてください。3

頼み方の例

SquareのAPIでできることなら、注文・お客さま・商品などを頼めます。1

頼み方扱うデータ
先週の注文を日ごとに表にして注文
今月登録したお客さまを一覧にしてお客さま
商品の一覧を、カテゴリと価格つきで見せて商品

Claudeが出した数字は、「Square データ」のレポートと見比べてから使うと安心です。売上・原価・粗利を月ごとにまとめる作業は、当サイトのAI秘書でも引き受けています(経営の数字)。

関連する記事

承認を求める流れはMCPの仕組みに、請求書作成ソフトをつなぐ例はMisoca MCPの使い方にあります。

出典

  1. Square Developer「Square MCP Server」(参照 2026-10-17)
  2. GitHub「square/square-mcp-server」(README)(参照 2026-10-17)
  3. Anthropic ヘルプセンター「リモートMCPを使用したカスタムコネクタを始める」(参照 2026-10-17)
  4. Square Developer「Japan」(日本向けの開発ガイド)(参照 2026-10-17)
  5. Squareヘルプセンター「Square AIを使って事業に関するインサイトを取得する」(参照 2026-10-17)