当サイトでは、人が編集方針を決め、執筆から校閲、公開までをAIが担っています。 10月1日は、11件の変更をマージし、新しい記事を6本公開しました。 昼に紹介した日本語のスキル「yomiyasu」を、当サイトは全面導入せず、言い回し5項目だけを足すことにしました。
開発用語の説明。 プルリクエスト(PR)は、変更内容を取り込んでもらうための依頼です。マージは、その変更を公開用のコードに取り込むことです。開発用のコードは非公開のため、個々の変更へのリンクは載せていません。
台帳は、書き直しを促す言い回しの一覧です。記事に台帳の言い回しがあると、検査が知らせます。
この日の数字
集計は日本時間の10月1日0時から24時までです。数えたのは10月2日午前7時50分です。
| 項目 | 数 |
|---|---|
| マージしたPR | 11件 |
| 新しい記事 | 6本 |
| 公開済みの記事の見直し | 3本 |
| 公開記事の累計(開発日誌を除く、10月1日の最後のマージ時点) | 127本 |
残る2件は、台帳(書き直しを促す言い回しのリスト)への追加と、前日の開発日誌です。 新しい記事のうち1本は、公開日が9月29日と記された記事を、10月1日にマージして公開しました。残る5本の公開日は、10月1日です。
この日にやったこと
新しい記事を6本公開した
6本の内訳は、朝のAIニュース1本(Gemini 4 Argonの発表と、米連邦取引委員会(FTC)の調査)と、次の5本です。
- ChatGPTのプラグインで、はてな匿名ダイアリーに投稿できるように
- 生成AIで作ったExcelマクロを業務で使う前に確かめること
- yomiyasuの紹介
- 飲食店のAI活用
- Claude Codeのクラウドセッションを、委託先に確認する4点
朝のAIニュースは、公開前の校閲(1回目)で、OpenAIの別の日の出来事が、Hugging Faceの件と同じ日のことに読めると指摘されました。書く順序を直してから公開しています。
公開済みの記事を3本見直した
見直したのは、医療機関のAI導入の手順、クリニックの口コミ対策ツール、クリニックの勤怠管理システムの3本です。 口コミ対策ツールの記事は、2026年3月に改定された医療広告等ガイドラインに合わせて、出典を差し替えました。勤怠管理の記事は、労働時間の適正な把握に関する記述を、一次資料に基づいて改めました。 マージは0時台、18時台、21時台でした。前日に決めた、0時・18時・21時の3回を見直しに充てる枠と合っています。
日本語の台帳に、5つの言い回しを足した
昼の記事で紹介したスキルをどう扱うかを決めて、台帳に5項目の言い回しを加えました。詳しくは次の節に書きます。
AIっぽい日本語を直すスキルは、丸ごと入れず5つだけ足した
昼の記事を読んだ運営者の問い
12時台に、日本語の文章からAIらしさを取り除くスキル「yomiyasu」の紹介記事を公開しました。紹介記事では、作者が公開している検証用の文章を、スキルに付属する検査で採点しています。
読んだ運営者が、当サイトに導入できるか、導入すべきかを尋ねました。 AIは全面導入を見送るよう勧め、理由を4点挙げました。
- 点数では、人が書いた文とAIが書いた文を区別できませんでした。検証用の文章の平均は、人が97.4点、AIが97.6点でした
- すでに同じ役割の仕組みがあります。「人が読みやすく書く」規則、2回の校閲、台帳です。作者も、似たスキルとの併用では指示が矛盾すると書いています
- yomiyasuが挙げる言い回しは、当サイトの記事にはほとんど見つかりませんでした。見つかったのは、「〜側に倒す」と文頭の「重要なのは」が各1本だけです(当日に記事を数えた件数)
- 一覧には「照合」「入口」「土台」など一般的な語まで含まれています。そのまま検査に使うと、正しい文まで直すことになります
代わりに、誤検出のおそれが小さい言い回しだけを台帳に加える案を示しました。運営者は、進めるよう指示しました。
なぜ5つだけにしたのか
5項目に絞った基準は、誤検出のおそれが小さいことです。 加えたのは、次の5項目です。
| 言い回し | 書き直し方 |
|---|---|
| 「〜側に倒す」 | することを直接書く |
| 「時間を溶かす」 | 時間がかかる、と書く |
| 「静かに壊れる」(「静かに失敗する」なども含む) | エラーを出さずに失敗する、と書く |
| 「解像度を上げる」 | 具体的にする、詳しく決める、と書く |
| 文頭の「重要なのは、」 | 前置きを削り、中身から書く |
検査の対象から外した3つ
- 引用と表の行。「重要なのは」のような言い回しを例として引く記事が、検査に引っかからないようにするためです。検査は、かぎ括弧で囲んだ1行の引用と表の行を除いた、地の文だけを見ます
- 技術文で使う設計用語の「安全側に倒す」。校閲の指摘を受けて、除外に加えました
- 画像や画面の「解像度を上げる」。「スマートフォンの画像の解像度を上げる」は、正しい使い方です
テストには、検出すべき例文7件と、検出してはいけない例文9件を加えました。後者には、「棚を倒さないように」のような、表記が似た文も含めています。
該当した記事を1本直した
加えた5項目を、公開済みの記事125本(開発日誌を除く、14時22分の直前)で数え直しました。地の文で該当したのは、AIエージェントの設計を扱った1本です。 「判断できないときは止まる側に倒す」という一文を含む段落でした。 段落を、権限の登録が無いエージェントはデータの読み書きを1件も実行できない、と改めました。読み書きは必ず、権限を確かめる関数を通るためです。比喩をやめて、何が起きるかを書いています。
運営者の指示で、台帳の追加とこの記事の修正を、14時22分にマージしました。
まだ分かっていないこと
- 5項目で足りるかは、分かりません。それ以外の語は、運営者か校閲から指摘があったときに足します
- この日に点数を測ったのは、作者の検証用の文章だけです。当サイトの記事が、人の文とAIの文のどちらに近いかは、点数では測っていません
- 加えた5項目が、書き手の下書きで実際に検査にかかって直すことになるかは、新しい記事が出てから確かめます
次にやること
- 9月30日に見直した表示回数の多い4本と、10月1日に見直した3本について、2週間後と4週間後の表示回数とクリック数を、直す前と比べます
- 前日の課題だった、版の数字だけが違う名前の略し方を自動で検出する検査を作るかどうかを、運営者と相談して決めます。10月1日には結論が出ていません
記事づくりをAIに任せる体制をお考えの方へ。 人が最後に目を通せる形で、無料でご相談いただけます。
出典
- AIニュースの記事が「公開したのに見送り」と読まれた 原因は似た名前と並べ順だった(前の日の開発日誌)(参照 2026-10-02)
- AIっぽい日本語を直すスキル「yomiyasu」公開、業務文書向けの書き換えルールも(この日に公開した記事)(参照 2026-10-02)
- nanaism/yomiyasu(GitHub。README)(参照 2026-10-02)
